出版社内容情報
マスコミを避け、宣伝を嫌い、長期運用に賭けるプロフェッショナル集団、キャピタル・グループの人間ドラマを描いた話題作を文庫化。
内容説明
長期投資で快進撃を続ける運用会社、キャピタル・グループ。全米屈指の投信会社であるにもかかわらず、極度にマスコミを避け、宣伝をしないことから、その実態はあまり知られていない。本書では、卓越した投資戦略、複数ファンドマネジャー制、長期評価を軸とする人事・報酬体系など、他社とは一線を画した手法で成功した経営の秘密に迫る。
目次
第1部 草創期の試練(創立者ジョナサン・ラブラスの思想;小さな運用会社の仲間たち;スター・プレーヤーはいらない!;チームリーダーの発掘;投信を誰に、どう売るのか?)
第2部 戦線を広げる(司令塔としての持株会社;真の投資家向けサービスとは?;果敢な買収戦略;年金運用への挑戦;国際分散投資の苦難と栄光;エマージング投資でナンバーワン!)
第3部 最高峰を目指す(チームプレーのできるプロフェッショナル;組織図のない組織運営;ハイレベルの報酬・処遇体系;卓越した運用能力)
著者等紹介
エリス,チャールズ[エリス,チャールズ] [Ellis,Charles D.]
1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀のMBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドラルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、72年グリニッジ・アソシエイトを設立。2001年6月に代表パートナーを退任するまでの間、イェール大学財団基金投資委員会委員長、全米公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任。現在、ホワイトヘッド財団理事長
鹿毛雄二[カゲユウジ]
ユージン・パシフィック代表。1964年、東京大学経済学部卒業、日本長期信用銀行入行。長銀インターナショナル(ロンドン)副社長、長銀ニューヨーク信託社長、日本長期信用銀行証券運用企画部長などを経て、93年長銀投資顧問社長。2000年UBSアセットマネジメント会長兼社長。03年しんきんアセットマネジメント投信社長。05年4月より09年3月まで企業年金連合会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
パラオ・スパニッシュフライ
dexter4620
カモノハシZOO
Orange