出版社内容情報
近代経済成長のカギとして、西洋諸国の勃興から、戦前・戦後における日本の成長に至るまで、壮大なスケールで描き出す文明史。
内容説明
「私有財産権」「科学的合理主義」「資本市場」「輸送・通信手段」。これらの要素が揃った国では爆発的な勢いの経済成長が始まり、国民生活の「豊かさ」も大きく引き上がる。19世紀初頭に始まる西洋諸国の勃興から、戦前・戦後における日本の驚異的な成長、そしてイスラム諸国の停滞の原因に至るまでを、壮大なスケールで描き出した文明史。
目次
第2部 豊かな国、貧しい国(勝ち組の経済―オランダとイギリス;キャッチアップした国々;取り残された国々)
第3部 豊かさのもたらすもの(神、文化、金銭欲、そして快楽主義の踏み車;成長か平等か―大いなるトレードオフ;勝者の呪い―富神マモンと軍神マルス;成長の終わり?;いつ、どこで、そしてどこへいくのか)
著者等紹介
バーンスタイン,ウィリアム[バーンスタイン,ウィリアム] [Bernstein,William J.]
投資理論家、歴史研究家。米国の個人投資家が最も信頼する投資情報ウェブサイトefficientfrontier.comを運営している。幅広い学識に基づいた投資・経済観には定評があり、モーニングスターのコラムニスト兼アナリストとしても活躍、ウォール・ストリート・ジャーナル紙などにもたびたび登場している
徳川家広[トクガワイエヒロ]
1965年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、ミシガン大学で経済学修士号取得。国連食糧農業機関(FAO)のローマ本部、ベトナム(ハノイ)支部で勤務。その後、コロンビア大学で政治学修士号取得。2001年に帰国し、翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
アナクマ
アナクマ
壱萬参仟縁
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会