内容説明
サラミスの海戦、ポエニ戦争、元寇―古代から現代まで、歴史を変えたきっかけの多くは戦争だった。戦いの原因は?背景は?そして、それは世界をどう変えたのか。予備校の元世界史講師がやさしく教える、目からうろこの歴史読本。
目次
カディシュの戦い
サラミスの海戦
長平の戦い
ポエニ戦争
白村江の戦い
トゥール・ポアティエの戦い
ヘースティングズの戦い
十字軍
ブーヴィーヌの戦い
モンゴルの征服
百年戦争
イタリア戦争
三十年戦争
ルイ14世の侵略戦争
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校の世界史講師となる。2001年に退職し、歴史関係の本の著作・監修を多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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妙な…本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
32
ここまで面白くない歴史書は珍しいかも。歴史を分断し繋がりを断ち切って大きな戦闘を述べている。世界史は好きであるが、高校卒業以来多少本で読むぐらい。かえって専門としている人がまとめ的に読むのに適しているかも。予備校の講師らしいが怪しい。下巻は読まない。2019/01/08
ひろ
3
サラっと振り返るのにはお手頃かも。分量的考えると納得できる内容かな。後はもっと詳しく知りたいなら、ちゃんと専門書を当たるべきですね。2013/10/29
うたまる
2
期待した分だけ失望も大きい。世界史のエポックを画すような戦争に特化した読み物だと思っていたが、よくある、普通の、一般的な、世界史本だった。例えば、古代中国史を説明するのに『長平の戦い』と銘打って34頁も叙述するのだが、本当に長平の戦いを書くのはわずか6行で、残りは夏王朝から三国志までの通史。おまけに焚書坑儒や諸子百家など事件や文化にも手を伸ばすので主役の戦争の影が薄くなっている。仕方なくただの世界史として読み進めてみたが、取り上げる地域のバランスが悪く、世界史というよりほぼ西洋史になってやがる。ムキーッ!2018/02/26
sonsofmarket
2
分かりやすい世界史入門。これを読むと、ヨーロッパがいかに互いにやったりやられたりの戦争を繰り返してきたかが分かる。その反省とうんざり感が今の平和なヨーロッパを作っているのだろう。2014/01/08
山里誠
2
久しぶりに世界史を振り返ると、欧州史の固有名詞に引っかかる・・ やっぱり世界史は概観するのも大事だけど、「遊牧民」「都市」「傭兵」みたいな切り口で見るのが好きかな2013/11/01