内容説明
「大人はなぜ働かなくてはいけないの?」「学校の勉強は仕事に本当に役に立つ?」「リストラは必要?」「ニートはなぜいけないのか?」―渡邉美樹が、理事長を務める郁文館夢学園の生徒たちとともに「仕事の意味」と「シャカイの仕組み」について考える。
目次
第1章 どうして働くのですか?―「働く」ことについて
第2章 仕事ってどんなことをするのですか?―「仕事」について
第3章 会社はどうやって動いているのですか?―「会社、経営」について
第4章 モノを売るためにどんなことをしているのですか?―「商売」「儲けること」について
第5章 夢をつかむためには何が必要ですか?―「夢」について
第6章 特別授業 夢をかなえるために人生で大切なこと
著者等紹介
渡邉美樹[ワタナベミキ]
ワタミ株式会社代表取締役会長・CEO、学校法人郁文館夢学園理事長、医療法人盈進会理事長、公益財団法人School Aid Japan代表理事、日本経団連理事。1959年生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒業。佐川急便のセールスドライバーなどを経て、84年に創業。2000年3月東証一部上場。2006年4月組織を持ち株会社体制に改め、外食、介護、農業、環境など事業会社を持ち展開中。教育改革に取り組むほか、学校・病院の経営にも注力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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majiro
3
大晦日きら元旦にかけて、あえて本書を読んでみた。誠実であれ。夢を追いかけること。努力、継続。いろいろ言われることも多い渡邉さん、ことの真相は置くとして、なかなか人にはできない結果を残していることは事実。近道探しはやめにして、がんばってやってみるかあ〜!2014/01/01
sato
3
とてもわかりやすく、読みやすかったです。「人生は、隣の人との競争ではなく昨日の自分との競争」、「意志によって、自分の人生は変えていける」、「夢は2度かなう。1回目は、頭のなかでかなう。2回目は現実にかなう。」などが印象に残っています。夢や目標を持って生きることの大切さを感じました。2012/09/13
y*k*
3
未来を担う若者へのメッセージで、個人として生まれてきた責任を果たしなさいという一言がぐっときた。価値=商品力÷価格、もわかりやすい。健康は元気で生きていくために必要なもの、健康は目的ではなく手段という考え方は好きだと思った。同じ言い回しが何度も出てきたのは気になったが、生徒と一緒に作り上げた一冊の本という感じがした。2012/03/04
hhoriuchi
1
この本に、勉強する意味が分からず勉強をサボってばかりいた中学高校の時の自分が出会っていれば、人生大幅に変わっていただろうなと思いました。もう30近くになってしまいましたが、お金のためだけに働く日々、やめることにします。2012/12/16
スパイシーマン
1
もう少し前にこういう本に出会っていたら、違った自分になっていたかもしれない。自分の目的意識の低さを痛感した。 確かに「ありがとう」を求めるという表現は何回も出てきて、もういいよ!って感じになった。「人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」ではなく「人のために何ができるか」という言葉と「至誠天に通ず」は印象に残った。はやく夢に日付をつけて、自分のなりたい姿をイメージ化していきたい!2012/09/22