内容説明
ダラダラ長時間続く割に何も決まらない、参加者の顔色うかがいばかりで必要な意見が出てこない、「じゃ、そういうことで」で終わり次のアクションが明確にならない…現状を打開し会議の効果を上げるための議論の進め方、準備、結果管理について、実用的なスキルを提案。演習問題つき。
目次
第1章 ダラダラしないために―段取りの技術
第2章 会議の効果を上げる―資料作成の技術
第3章 演説・非難・沈黙を撃退―仕切りの技術
第4章 ベストな結論を出す―議論の技術
第5章 アクションを明確にする―確認の技術
付録 演習問題
著者等紹介
山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年愛知県生まれ。1994年東京大学経済学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。2003年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルティングのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maito/まいと
21
「残念な~」シリーズで近年大注目の山崎氏の文庫本。今回は年齢問わず一度はぶつかったことのある、実りのない会議を変えるための手法が満載の一冊。正直、本書の前半~中盤にかけては、堅いビジネス書(もしくは新人研修書)かよっ、と思わせるほどの教科書ぶりでおもしろみがない。が、中盤以降の実践編や巻末の練習問題から、一気に濃密なレクチャーが行われる名著に早変わり(笑)明日からの他者との業務運営がより中身の濃いものになること間違いなし!ビジネスマンはもちろん、ゼミやサークルなど、学生でも組織に携わる方は必読の内容です。2013/05/07
けいた@読書中はお静かに
19
会議の事務局を務めることが増えてきたので手にした一冊。いちばんの悩みが『事前準備』の部分だったが、本書では具体的で分かりやすく、すぐに実行出来そうなものが多かったので良かった。事前準備は時間がかかるけど、丁寧にやりたい。2015/10/03
riviere(りびえーる)
9
ダラダラ、モヤモヤ…残念なケース会議を何とかしたいと常々思っている。図書館で見つけて読了。ビジネスマン向けだし目新しいことはなかったけれど、事前の準備、会議の仕切り方、会議後のことなど改めて確認できた。長々演説しちゃう人への対処法など参考になった。2019/08/03
BIDDULPH
4
職場の会議を改善するためのヒントがうまくまとめられている。2012/02/28
プリン
3
「会議論」というよりも、議論・討論のあるべき姿を述べた著作。会議の進め方のテクニックが満載ですが、結局は心構えなのかなぁと思うところしきりでした。2013/06/19