内容説明
ダイキン工業を売上高1兆円のグローバル企業に育て上げた井上礼之会長の自伝。強いリーダーシップで「人を基軸に置いた経営」を進め、空調事業で世界一へと導いた経営者が独自の哲学を熱く語る。単行本に大幅加筆して文庫化。
目次
第1章 危機を乗り越え頂へ
第2章 経営の修羅場・決断の場面
第3章 経営のキーワード
第4章 今こそ世界に羽ばたけ―「グローバル人材」に関する発言集
第5章 私の履歴書
第6章 未来への思い―井上氏インタビュー
著者等紹介
井上礼之[イノウエノリユキ]
ダイキン工業代表取締役会長兼CEO。1935年、京都生まれ。57年、同志社大学経済学部卒業、大阪金属工業(現ダイキン工業)入社。79年、取締役。94年、社長。2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だんぶる
3
カンブリア宮殿に出演されていたのを拝見してとても共感したので手に取りました。「人を基軸にした経営」面白い。私は人と人との関わりを避ける傾向にあるので、意識して深く関わるように心がけていきたい。2014/10/08
星空の挑戦者
3
OEM供給の視点からみればダイキンは相当なもの。空調ビジネス=地球温暖化というキーワードに、いち早く対応できた会長のフレームワークの良さに驚く。2012/09/30
Fuminori Takeuchi
1
良かった!2013/10/24
トト
1
某企業の会長さんが書かれた本ということで読んでみました。とても参考になった。2013/05/11
しのはら(か)
1
「成功体験モノ」が難しいのは、好調な業績が、その人の功績なのか、前任者がまいた種からの収穫を刈りとっているだけだったり、優秀な部下が御膳立てしているからだったりなのか、外からはつかめないから。本書は、少なくとも現在の好調を支えた考え方をうまくまとめた本という印象を受けた。将来に向かっても好調が続けば、目先優先で業績を上げたのではなく、種まきも適切だったことが証明され、「人を基軸」といった言葉も説得力が増すことだろう。★★★★2013/02/16
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