内容説明
永久に利子をもらえる債券、1万ドルの車を買うと1万ドルの国債のおまけ―!?一見取っつきにくくみえる“ファイナンス”の原理が「身近なエピソードを読んでいるうちに、らくらく理解できる」と好評の入門書を文庫化。
目次
第1章 ポートフォリオ理論とは(「ポートフォリオ」とは何か;誰でも金持ちになる方法はあるのか ほか)
第2章 時は金なり(フランクリンの教え;楽してみんなが大金持ちになる話 ほか)
第3章 リスクとリターンの話(多角化分散投資とは;ライバル企業の株に投資しよう ほか)
第4章 証券化―紙切れに価値を吹きこむ(秩禄処分・奉還公債―一〇〇年前の大規模証券化プロジェクト;あなたの命買います―生命保険買取りビジネスとその証券化 ほか)
著者等紹介
森平爽一郎[モリダイラソウイチロウ]
早稲田大大学院ファイナンス研究科教授、日本ファイナンス学会理事。1947年生まれ。1985年テキサス大学オースチン校経営大学院博士課程修了(Ph.D.取得)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よよよ
2
デリバティブより分かりやすい2021/08/08
ジスカールデスタン
1
ほーん2022/05/04
葵堂
1
物腰の柔らかい語り口でファイナンスについて事例を通して解説している。資産運用に関してや保険について、相場や先物についてなどなど、様々な分野にわたっているため、入門書に良い感じ。2015/08/13
Tomohiro_Y
1
お金の信用についてのお話。いろいろなエピソードが入っていて面白いです。信用も金融もどちらも私たちの社会(人と人とのつながり方や成立ち方)を如実にあらわしているんだなぁーと、知れば知るほどよく思います。2013/05/04
きち
0
事例がとてもわかり易かった。特にマイクロファイナンスがどのように成立しているのかが理解できたので良かった。2015/02/28