日経ビジネス人文庫
会社が嫌いになっても大丈夫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532195472
  • NDC分類 916
  • Cコード C0134

内容説明

課長職への登用も、支社長就任も同期トップ。順風満帆な人生を歩んでいた会社員が、働く意味を見失った…。抑うつ状態となり、3度の休職を経験した著者は、どう「こころの定年」を乗り越えたのか。会社人生を超え、真の「生きる意味」「働く意味」を見つけるためのヒント。

目次

第1章 なぜ私は会社に行けなくなったのか
第2章 初めての休職
第3章 平社員としての復帰
第4章 役職への復帰と再びの休職
第5章 新しい生き方を模索した
第6章 発信をして「自分」を見る―インプットからアウトプットへ
第7章 自分なりの物語を語る―ライフワークを手中にしたい
エピローグ

著者等紹介

楠木新[クスノキアラタ]
1979年、京都大学法学部卒業後、大手企業に勤務。人事・労務関係を中心に、企画、営業、支社長等を経験。勤務のかたわら、関西大学商学部非常勤講師を務める一方、ビジネスパーソン200名にロング・インタビューを重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ishicoro

3
うつって自分の意思に反して行動することを繰り返すことで起こるわけで好きなことに熱中できるのが一番のエネルギーなのだなと思うのでした。2017/04/02

じんちゃん1196

3
うーん、いいなぁ。この人の何冊かの著書を読んだが、いちばん自伝的であり、自分の心の変遷を丁寧に描いている本はこれではないだろうか。会社と自分との関係性が変わって自分の在り方を思うとき、それは会社を離れるか残るかという単純な二者択一の問題ではない。問題の本質はどう主体的に生きるかということだ。また人間が成長していくためには「動くこと」と「人との出会い」がキーになることは経験的に共感できる。あたりはずれはあってもハズレをおそれずに動くことだろう。うーん、元気出るね。 2014/10/12

亀之助

3
心の鬱になり働く意味が分からなく気持ち、良くわかります。ホント、毎日生きる道を探し悩む日々ですね。2012/03/28

Char

3
★★★★ 大手企業で順調にキャリアを積んでこられた著者が阪神大震災や父親の死によって、突然うつで会社に行けなくなり、3度の休職を経験し、それをどうやって乗り越えて来たのか、が描かれていて大変参考になりました。自分で言うのも何ですがメンタルは図太い方だと思いますが(笑)、それでも鬱病は突然襲ってくる可能性があることがりかいできましたし、事前に理解しておくことも重要だと思いました。2011/12/03

もとこち

2
この本のタイトルにひかれて手に取りました。少しだけ長い残りの人生ですが、これからの自分の生き方に薄明かりが灯ったような思いです。この思いを忘れぬ間に小さくとも先ずは1歩を踏み出します。2014/04/29

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