内容説明
1994年、春。長野県の小さな町・小布施に、金髪の若い女性がやってきた。彼女の名は、セーラ・マリ・カミングス。アメリカ生まれの日本好き、後に「女カルロス・ゴーン」とも呼ばれるその女性は、廃業寸前の老舗造り酒屋の再建に始まり、さまざまなアイデアで「小布施町ルネッサンス」を起こす。町に会社に、八面六臂の活躍をする台風娘を密着取材した話題の書。
目次
第1章 台風娘と小布施町 春一番、町に台風娘がやってきた!
第2章 「第三回国際北斎会議」 葛飾北斎を、町起こしのシンボルに
第3章 長野冬季オリンピック 蛇の目傘、そしてアン王女と英国選手団
第4章 和食レストラン「蔵部」 ただ一人、社長に「ノー!」と言ってから
第5章 新酒「スクウェア・ワン」 アメリカ娘に、日本酒の開発ができるのか!?
第6章 桝一市村酒造場の大改造 台風娘、ハンマーを手に大暴れ!
第7章 社員そして取締役 ダメ社員?それともカルロス・ゴーン?
第8章 素顔の台風娘 「吉本」好きのフロンティア精神
第9章 木桶仕込み保存会&小布施ッション 「古き良き日本」を、守りたい、残したい!
著者等紹介
清野由美[キヨノユミ]
ジャーナリスト。1960年、東京都生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、出版社勤務。英国留学を経て「日経トレンディ」創刊に参加。91年まで同編集部勤務の後、フリーランスに転じる。国内外の都市開発、デザイン、トレンドなどを取材する一方で、時代の最先端を行く各界の人物記事に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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