日経ビジネス人文庫
私の履歴書 芸術家の独創

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532194345
  • NDC分類 702.8
  • Cコード C0123

内容説明

「のらくろ」の田河水泡、雑誌の挿絵や表紙の美人画で有名な岩田専太郎、リアリズム写真を追求した写真家・土門拳、グラフィックデザイナー・画家としてひろく活躍する横尾忠則。4人の芸術家の鮮やかな生き方。

目次

私の履歴書―田河水泡(塞翁が馬―「のらくろ」描き半世紀;深川育ち―一歳で母急死、里子に;小学校時代―放課後、得意の落書き;下町の明治―近くの寄席が遊び場;薬屋の「小僧」―着物の懐に立川文庫 ほか)
私の履歴書―岩田専太郎(吉田の六さん―“さし絵やってごらんヨ”;初仕事―生活のメド立ったが;才能への疑念―仕事にもなまけぐせ;かせげども―原稿料はすぐ散財;湯島の芸者―ほれた妓は旦那持ち ほか)
私の履歴書―土門拳(出生―山形県酒田で産声;幼年時代―ガキ大将ぶり発揮;小学校に入学―習字の時間が大好き;「狐の嫁入り」―正体見ようとヤッキ;絵への情熱―中学の時、油絵が入選 ほか)
私の履歴書―横尾忠則(内弁慶―暗やみも人も怖がる;両親―帽子のにおいに「父」実感;蟹座の少年―模写に夢中、収集癖も;竜の夢―雲と昇天、父への絵に;神様―両親、森羅万象に信心 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

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ひょうひょうとした田河水泡、真面目なようでどこかオカシイ岩田専太郎、「東大出の文学士は掃くほどいるが土門拳は日本にオレ一人しかいない」と偉くなる前から豪語していた土門拳、はじめから終わりまで浮世離れした横尾忠則。ものすごくオイシイ一冊でした。2013/10/22

おこめ

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もともとは日本経済新聞の連載。各界の著名人が出生から現在までの半生を語る。「自分語り」分析の研究対象として読了。「自分語り」という行為は文化的に興味深い。「本当の自分」や過去の位置付け、ドラマツルギーなど、内容そのものよりも テキストの向こうに想定される「語っている作者」の像に焦点を当てて読んだ。でも文庫で定価\1500とかまじ・・・2009/01/06

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