内容説明
家庭用品のトップメーカー・花王。その原点は、120年近く前に発売された1個の「せっけん」だった。ものづくりの思想を、代表的なブランドと、現場に受け継がれる「愚直力」と、時代と共に「変わる力」に焦点をあてて解説する。
目次
第1章 百年ブランド・せっけんで浸透させた「清潔意識」
第2章 シャンプー、洗剤で「洗う快適」を追求する
第3章 暮らしの「心地よさ」を新商品で提案する
第4章 ユニーク商品で、「悩み・不満」の解消をめざす
第5章 「文明」は得意だが、「文化」は苦手―「愚直の過ぎたるは…」の失敗事例
第6章 「やることは何か」を、繰り返し伝える―歴代トップの“ベタだけど届くコトバ”
第7章 「百年ものづくりの条件」は何か?―6つのこだわりを保ち続ける
著者等紹介
高井尚之[タカイナオユキ]
K‐2企画室代表。1962年生まれ。日本実業出版社の社員編集者を経て、96年から花王株式会社と専属契約。企画ライターとして、経営者から一般社員まで大半の部署への取材を行なう。2004年に独立。現在は「新たな視点で分析した」さまざまなビジネス情報を手がける。“客観的な視点で花王を語る”をモットーに、同社を題材にした情報発信も数多くこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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