内容説明
「最後の相場師」是川銀蔵、伊藤忠の黄金時代を築いた越後正一、野村財閥の礎を築いた野村徳七―。明治から昭和にかけて活躍した相場師70人を収録。彼らを成功に、あるいは破滅に導いた勝負の瞬間を描く。
目次
第1章 小僧から将軍に駆け上がる
第2章 欲張りすぎて破滅
第3章 明暗分けたインテリ相場師
第4章 破錠を乗り越えた勇者たち
第5章 機略縦横、変幻自在
第6章 肝の太さで勝負する
第7章 研究と理詰めの相場師
第8章 ひたすら相場が好きだった
著者等紹介
鍋島高明[ナベシマタカハル]
市場経済研究所代表取締役。1936年高知県生まれ。59年早稲田大学政治経済学部卒業、日本経済新聞社入社。商品部次長、同編集委員、日経産業消費研究所出向、日経総合販売出向などを経て、97年市場経済研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
20
ほとんどの人は一時的に巨利を得ても、没落していく。今の株式市場も急落するかもと薄寒くなる内容。2025/10/26
のげぞう
0
色々な相場師について書いた本2017/01/31
dexter4620
0
想像以上に良かった。日本の相場師がどのように栄枯盛衰したか克明な記録が理解できる。金持ちは質素な生活をしていたのも興味深い。これを読んで北浜の大阪取引所へ行ってきた。2014/10/14
笠井康平
0
近代日本史に決定的な影響と足跡を残したのに、『日本史B』にはちっとも取り上げられない人たちのことをまとめてあって、大労作。2012/04/15
はるゆう
0
全体を流し読み。やっぱり、相場は面白いなぁ、と思った。仕込みは簡単だけど、手仕舞いが難しい、というのは、一般の人のみならず、相場師も同じことなのか。どこで利食い(利益確定)するか、それが一番の問題、かな。2012/02/22
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