内容説明
互いの傘を外側に傾けてすれ違う「傘かしげ」、あとから乗ってくる客のためにこぶしひとつ分の幅を詰めて空間をつくる「こぶし腰浮かせ」など、江戸の商人たちが築き上げた「気持ちよく生きるための知恵」を満載。
目次
第1部 「江戸しぐさ」との出会い(「江戸しぐさ」への道;押しかけて“直弟子”になる;現代の江戸人「うらしま・たろう」)
第2部 繁栄の都、江戸のハード&ソフト(江戸のハード;江戸のソフト)
第3部 「江戸しぐさ」の本質と伝承(「江戸しぐさ」は「商人しぐさ」;寺子屋;講と講中)
第4部 「江戸しぐさ」のかたち百態(言葉づかい;お付き合い(人間関係)
往来しぐさ)
第5部 うらしま・たろうの「現代江戸講」(歴史観で変わる伝承;誤解と真相;江戸のシーラカンス;豊かな死生観;しぐさ占いのすすめ;ビジネスセンスはこう磨く)
著者等紹介
越川禮子[コシカワレイコ]
(株)インテリジェンス・サービス代表取締役。社主。1926年東京生まれ。44年青山学院女子専門部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒木 素弓
6
江戸時代に生きた日本人のDNAが流れていることが誇らしい。これからは日本人の時代だなぁ。2013/01/30
RYU
2
知れば知るほど奥が深い。もっともっと実践していきたい。現在にも息づいている習慣や言い回しを感じた。2010/05/14
Tomohisa Fujita
1
今日のFAJ定例会参加前の予習に読了。儒教文化をとても日本的に、陽の面から取り入れて、神仏習合の思想と高度に融合していたと認識。「仕草」は「思草」。簡単に身につけられるものではないからこそ、まずはその思想から。今日の定例会で学びを深めたい。2012/06/16
yukioninaite
0
三脱の教え、八度の契り、年代しぐさなど、良い習慣があったのだなぁ、と。2016/05/03
ピープル江川
0
ノストラダムスのサイコセラピ^- 2015/04/16
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