内容説明
破壊者・信長は稀代のビジョナリスト(構想者)だった。物理的・制度的・意識的な壁を破壊し、新しい国を創造した信長。その思想と革新的所業をビジネス的視点から描き出した話題の小説を文庫化。死を賭して日本の改革に挑んだ苛烈なるリーダーの物語。
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家。1927年生まれ。東京都庁に勤め、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任して退職、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sayan
2
最近、信長関係の本を読む機会が増えた。特段思いれがあるわけではないが、後書きに著者と編集者が山積みにもなる信長関連資料を片手に喧々諤々の議論をして出きた作品という説明に興味を持った。ビジネス的な視点から、という導入ではいくつも興味深い箇所があった。例えば、p.24、多分に戦場での運に左右される武功よりも、日頃の用意周到な準備と問題意識がモノをいう情報収集・分析を上位におく信長の考え方が論功行賞に反映、潮目を見るという意味で言えば、一向宗への向き合い方など、その視点と分析力(とは言え直感的か)に驚かされる。2017/06/19
おかポン
1
単なる織田信長の人物評だけでなく、織田信長の経済政策や組織管理など天下統一事業のマネジメント的な側面も記した一冊。童門先生の読みやすい著作。2019/01/03
森田恒平
1
信長の分析が面白かった。2016/03/13
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