日経ビジネス人文庫
ジャック・ウェルチわが経営〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532192877
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0134

内容説明

「すぐれたことを成し遂げるのは戦略ではなく、すぐれた人間だ」GEを世界最強の企業に変えた男、ウェルチが、その生い立ちを始めビジネスの真髄を余すところなく語った超話題作の文庫化。40代半ばで巨大企業の頂点に立ち、官僚主義と闘いながら、GEをスリムで強靭な企業へと変えていく様を自ら語る。

目次

第1部 GEトップへの道(自信をつける;群れから抜け出す;工場爆破;レーダーをかいくぐって飛ぶ;頂上に近づく;大海で泳ぐ)
第2部 哲学の確立(現実との戦い、「面従腹背」との戦い;ビジョンとは;「ニュートロン」時代;RCA買収 ほか)

著者等紹介

ウェルチ,ジャック[ウェルチ,ジャック][Welch,Jr.,John F.]
1935年11月アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、イリノイ大学大学院で化学工学専攻、Ph.D取得。1960年GE(ゼネラル・エレクトリック)入社。すぐに頭角を現し、1968年に最年少ゼネラル・マネジャーに就任。1973年グループ・エグゼクティブ、1977年セクター・エグゼクティブをへて、1981年4月、GE会長兼CEOに就任。以来、21年にわたり、GEの変革に取り組む。強烈なリーダーシップを発揮、選択と集中、フラット型組織、学習する組織、境界のない組織、ワークアウト、シックスシグマ、サービス重視など、世界の企業経営をリードするアイデアをつぎつぎと生み出し、並はずれた実行力によって巨大企業をスリムで世界的視野をもつ収益性の高い組織に変えていった。産業界、メディアから、20世紀における最もすぐれた経営者として称賛されている。2001年9月、後事をジェフ・イメルトに託し、会長兼CEOを退任

バーン,ジョン・A.[バーン,ジョン・A.][Byrne,John A.]
『ビジネスウィーク』誌シニア・ライター

宮本喜一[ミヤモトヨシカズ]
翻訳家。奈良市生まれ。1971年一橋大学社会学部、1974年同経済学部卒業。ソニー、マイクロソフト勤務を経験、翻訳のほか著述もこなす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

396
どうして読もうと思ったのかまったく記憶にないが、なぜか読んでいる。GEの剛腕経営者、ジャック・“ニュートロン”・ウェルチがGEに入社して会長にまで成り上がり、辣腕をふるう様を描いている自伝。大企業で働いたことはないが、組織が大きくなればなるほど「政治」が幅を利かせるのは大変だなぁと他人事ながら思う。そして、時には悩みながらも徹底した実力主義と構造改革に取り組む経営者の心境がほんの少しだけわかったような気がする。続けて下巻も読む。2016/12/05

KAZOO

37
GEの中興の祖とでもいうべき人物なのでしょうね。ウェルチの本はいくつか読んだのですが、やはり自伝のほうが内容的にはよくわかる気がします。まあ自慢話もあるのですが、実際に経験してきていることなので、ほかの本と比較すると細かいことまでわかる気がします。上巻ではGEトップになるまでのことと、自分の信念を確立するまでを着ています。2015/04/11

ザビ

9
「勝つチームは差をつけること、すなわち有能な人を優遇し、無能な人を排除し、切磋琢磨しながら目標を上げていくことから生まれる」この考え方をプレイヤー時代からCEO時代まで貫き通した精神力が凄い。社長就任後、現実を直視せず希望的観測で仕事を続ける事業部をバサッと売却、5年間で11万人(4人に1人)をリストラするなど、想像をはるかに越えた責任と重圧、ビジョンに向かう使命感(情熱)がないと務まらない。組織を率いる覚悟ってこういう世界なんだろう。僕はまだ働く側にシンパシーを感じがちだから希望的観測しか描けないんだ。2020/09/06

所沢

8
経営の核となる価値観は現実直視、素直な姿勢、グローバル、境界がない、スピード、権限委譲である。優れている、競争力がある事と正直、誠実である事が矛盾しない事を学んだ。2016/05/25

Keizy-soze

7
日経の「私の履歴書」で読んでからすっかりファンになって以来10数年。もう5回くらい読んでるのだけどほんと喜怒哀楽溢れたパッションの人で、行動一つ一つがロジカルで勉強になる。 官僚主義だったGEを中から破壊と創造を繰り返し 革新的な企業に変貌させた経営術はリアルサラリーマン金太郎。 耳が痛いところもちらほら。。 でもかいつまんでも腑に落ちる。 下巻を風呂で読むのが楽しみ。 2014/12/13

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