出版社内容情報
近年、俳句への関心が高まり、職場や地域でも句会や吟行が広まってきている。「NHK全国俳句大会」の選者でおなじみの鷹羽狩行氏が、季語を生かした俳句作りの基本と表現のポイントを初心者にも分かりやすく伝授。
内容説明
俳句の第一人者が、季語を生かした俳句作りの基本と表現のポイントを初心者にも分かりやすく伝授。読者は、著者による俳句の推敲とちょっとした添削によって、300に及ぶ俳句の一つひとつが秀句に生まれ変わっていくようすを読みとることができる。「句会の進め方」も具体的に解説。
目次
1章 俳句に親しむ(実作の前に;俳句的表現とは;焦点をしぼる;感動をどう伝えるか;季語のはたらき)
2章 俳句表現あれこれ(言葉を選ぶ;無駄を省く;語順を考えよう;切字について;助詞の使い方;比喩と擬人法)
3章 一句の完成へ(発想の見直し;表現の点検;しらべをととのえる;季語の吟味;味わいを深める)
著者等紹介
鷹羽狩行[タカハシュギョウ]
1930年山形県生まれ。山口誓子・秋元不死男に師事。65年『誕生』で俳人協会賞、74年『平遠』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。俳誌『狩』を主宰するかたわら、テレビ・新聞の俳句選者としても活躍。(社)俳人協会会長
片山由美子[カタヤマユミコ]
1952年千葉県生まれ。鷹羽狩行に師事。90年俳句研究賞、94年『現代俳句との対話』で俳人協会評論新人賞を受賞。俳誌『狩』同人、青山学院女子短大国文科非常勤講師
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