出版社内容情報
「仕事の報酬は仕事である。そんな働き甲斐のある仕事をみんながもてるようにせよ」(土光敏夫)。戦後日本経済と企業を創った代表的経済人約400人の「人を感動させ、行動させた」ひと言を集めた名言集の決定版。
内容説明
「仕事の報酬は仕事である。そんな働き甲斐のある仕事をみんながもてるようにせよ」(土光敏夫)、「最もよく人を幸せにする人が最もよく幸せになる」(立石一真)。日本経済と企業の礎を創った明治生まれの代表的経済人約200人の「人を感動させ、行動させた」名言集の決定版。
目次
岡野喜太郎(駿河銀行)
杉山金太郎(豊年製油)
松永安左エ門(東邦電力)
大谷竹次郎(松竹)
三島海雲(カルピス食品工業)
奥村政雄(日本カーバイド工業)
藍沢彌八(藍沢証券)
鮎川義介(満洲重工業)
井上貞治郎(レンゴー)
大谷米太郎(ホテル・ニューオータニ)〔ほか〕
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。通産省勤務を経て、執筆・講演活動に入る。通産省時代に日本万国博覧会を企画。作家。元経済企画庁長官
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
1
1980年代後半のバブル経済へ入っていく時代に出た本を底本として、文庫で名言が学べる廉価版。上下で総勢400名。圧巻な経営陣から放たれたことばの数々。「会社も古くなると、よほど思い切った手術をしなければならない」(原安三郎41ページ)。「人口を東北へ吸収して過大都市への人口集中を避ける」(内ヶ崎贇五郎92頁)。「人生に遅すぎるということはない。50歳でも60歳でも新しい出発はある」(安藤百福197頁)。いろいろだが、今日的な意義を感じるのは、東北などの地方振興で東京一極集中を是正することに思う。2012/07/02
ことぶき
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前書きあとがきが戦後日本経営史