日経ビジネス人文庫
ランチタイムの経済学―日常生活の謎をやさしく解き明かす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532192488
  • NDC分類 331
  • Cコード C0133

出版社内容情報

「シートベルトの強制で死者は本当に減るのか」「どうして映画館のポップコーンは高いのか」など、日常気になる話題の謎解きを茶飲み程度の気楽さで解明。経済学をとても身近に感じ、まさに「目からウロコ」の一冊。

内容説明

「シート・ベルトの強制で死者は本当に減るのか」「どうして映画館のポップコーンは高いのか」など、日常気になる話題の謎を茶飲み話程度の気楽さで解いた話題の書。経済学をとても身近に感じることができる、まさに「目からウロコ」の一冊。

目次

第1部 人生とは何か
第2部 善と悪
第3部 ニュースの読み方
第4部 市場はこうして機能している
第5部 科学の落とし穴
第6部 宗教の落とし穴

著者等紹介

ランズバーグ,スティーヴン[ランズバーグ,スティーヴン][Landsburg,Steven E.]
ロチェスター大学経済学部客員准教授。シカゴ大学より数学博士号、ロチェスター大学より経済学博士号を取得。シカゴ大学、アイオワ大学、コロラド州立大学で数学と経済学を教えたのち、現在にいたる

佐和隆光[サワタカミツ]
京都大学経済研究所所長。東京大学経済学部卒業。同大学大学院修了後、東京大学助手。その後、京都大学経済研究所助教授を経て1980年より同研究所教授

吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳家。東京教育大学文学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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うえ

4
「肝心なのは、人間の行動は何らかの目的の達成を目指していると仮定し、その目的が何なのかを洞察することだ。株主にとっては、重役といえども社員にすぎず、他の社員と同様に業績評価で尻を叩かねばならない…危険なプロジェクトをめぐる緊張を考えれば、重役の給与はなぜ高いのかという先の問いに対する答えが見つかるかもしれない。株主は重役にもっとリスクを冒してもらいたいと考えていることを想い起こしていただきたい。リスクを冒すことを励行する方法の一つは、もっと金持ちにしてやることである」2016/08/21

Tohru Soma

3
物事をそうやって見ることができるんだと感心。 「人はインセンティブに反応する」という文はちゃんと覚えておくことにしよう。 ・どうして映画館のポップコーンは高いのか。→オーナーの独占化に置かれるか。と思った自分は・・・。2015/10/31

もころん

1
アメリカ人の経済学者の本のためか、日本では考えにくいと思われる店もいくつかあった。読みにくくはあるが、面白い視点を与えてくれる。2015/04/27

のぞみ

1
市場がうまく回るときには、これらは非常に有効な思考法、一般的観念に対する大きな批判になっている。再批判が若干甘い印象を受けたが、日常から離れた考え方に触れるという意味で有益。2010/10/31

ハセ

1
全24章。税金、価格、麻薬の合法性、国際貿易、環境保護などなど非常に幅広いトピックが一貫して『シカゴ学派』のコンテキストで説明される。amazonの書評では『競争嫌いな日本人』的なバイアスが掛かった評価が多いが、事実や理論に忠実な事を空気を読まずに言っているだけであり、全体としてはシカゴ学派的じゃない経済学徒も大枠は同意出来る内容と成っていると思う。2010/05/07

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