出版社内容情報
「商品が弱い」「業界が縮んでいる」。売れない理由を他人のせいにする前に、売る方策を考えよう。実践マーケティングの大家が新しい時代の商売の王道を説く。
内容説明
「新製品をむやみに増やす会社は弱くなる」「“全体”と“平均”という逃げ口上を戦略から捨てる」…。実務マーケティング界の大家が、豊富な現場経験から実感した市場の法則。「新しい顧客」を正しくとらえ、モノやサービスを確実に届ける考え方、実践論をわかりやすく説く。
目次
1 マーケティングは一つではない!
2 知覚されないニーズにどう対応するか
3 認知しただけで顧客が買うとは限らない
4 値段だけの商談をするな!
5 戦略は、四つのステップでつくる
6 展開されてはじめて戦略
7 強者の法則
著者等紹介
水口健次[ミズグチケンジ]
戦略デザイン研究所代表取締役。NPO・MCEI東京支部理事長。1932年生まれ。57年立命館大学法学部卒。日本マーケティング研究所の設立に参加。89年戦略デザイン研究所を設立し現在に至る。企業、特にメーカーの課題解決、戦略構築に取り組み、82年には、日本能率協会のマーケティング功労賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
1
この本を読んで営業職に対しての考え方が変わった。 研究開発生産は全て価値の潜在価値を用意するだけであり、その潜在価値を世の中の価値、顧客の喜び、利用者の感動に変えるのが営業。営業は価値の実現者。営業こそが価値を創出する。営業が売らなければ、それまでの過程は全て損失につながると。まあ、落ち着いて考えると当たり前の話なんだけどね 笑2013/05/20
マツ
0
★★★★2015/10/17
ヨーペー
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当たり前のことを偉そうにグダグダと。2012/07/20
cafework
0
営業主体のマーケティング本。この企業のこんなところがすごい、とわかりやすく紹介してくれている一方で、真新しい内容は少ない。お勧め本などをこまめに紹介してくれているのはありがたい。2011/05/11
プリン
0
マーケティングの鍵となるさまざまな考え方を説明しながら、それをより深めるための著作案内も兼ねています。自分が何も知らないことに気づかされ、読み終えてすぐにもう一回読みました。販売の現場に立つすべての人が読むべき本だと思いました。同じ著者による『マーケティング戦略の実際』も読もうと思います。2010/04/11