出版社内容情報
戦後の国際交流の活発化を促したフルブライト留学生制度の産みの親として著名な著者の履歴書。同制度50周年を記念し、その功績を再び世に問う。
内容説明
マッカーシズムと対決しベトナム反戦を貫いたリベラル派として、また第二次大戦後の国際交流の活発化を促したフルブライト交流計画の産みの親として著名な故フルブライト氏の自伝。夫人の手になる回想を新たに加え、留学生制度50周年を機に、その功績を再び世に問う。
目次
わが半生を振り返って
南西部の農場に生まれて
馬と釣りと家族と
学園のヒーロー
父の死と母の新聞
ローズ奨学生
オックスフォードで
ワシントンで結婚
最年少の大学学長
学長免職〔ほか〕
著者等紹介
フルブライト,J.W.[フルブライト,J.W.][Fulbright,J.W.]
1905年米国ミズーリ州生まれ。25年アーカンソー大学卒。英オックスフォード大学にローズ奨学生で留学し学士号と修士号、米ジョージ・ワシントン大学で法学修士号を取得。司法省特別検事、アーカンソー大学長などを経て、42年米下院議員当選、44年から74年までは米上院議員。上院議員としては46年に交換留学生制度を立法化し、銀行通貨委員長、外交委員長などを歴任した。75年政界引退後は国際法律事務所「ホーガン・アンド・ハートソン」顧問を務めた。1995年2月9日没
勝又美智雄[カツマタミチオ]
1947年大分県生まれ。72年東京外国語大学英米語科卒業後、日本経済新聞社入社。社会部、国際部を経て、ロサンゼルス支局長、英文週刊紙「ニッケイ・ウイークリー」副編集長などを歴任。営業推進本部国際担当部長の後、2002年春から編集局経済解説部編集委員。81年米スタンフォード大学ジャーナリズム研究員。95年から東京外国語大学非常勤講師(アメリカ研究、国際関係論、留学生課程)
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