出版社内容情報
書名
内容説明
デフレの渦の中で苦しむ日本経済。ほとんどの日本人が経験したことのない経済の大収縮はいったい何をもたらすのだろう―大正から昭和初期にかけての自らの体験も含めて、ベテランエコノミストが説くデフレ下の生活。これからの時代を生き抜くのに大切なのは何か。
目次
1 私のデフレ体験
2 明治期の松方デフレ
3 大正期のデフレ
4 昭和二年金融恐慌の真実
5 失敗に終わった井上デフレ
6 永井荷風が綴ったデフレのあとさき
7 第二次大戦後のデフレ―ドッジ・ラインをめぐる日米の攻防
8 平成不況の正体とデフレの定義
9 デフレとインフレ、とちらが悪い?
10 デフレを乗り越える発想
11 デフレ時代をどう生きるか
著者等紹介
吉野俊彦[ヨシノトシヒコ]
元日本銀行理事。経済学博士。1915年千葉県出身。38年東京帝国大学法学部卒業。日本銀行入行。調査局長、理事を経て、74年山一証券経済研究所理事長。85年特別顧問。歴史的アプローチによる日本経済・金融の研究とともに、森鴎外研究を第二のライフワークにしている。著書に『インフレーションの経済学』『日本銀行』『戦後金融史の思い出「企業―私の履歴書」』『「斷腸亭」の経済学』など多数
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感想・レビュー
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