日経ビジネス人文庫<br> 悪女と紳士の経済学

日経ビジネス人文庫
悪女と紳士の経済学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532190460
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0133

出版社内容情報

著者略歴 :1957年生まれ。80年、東京大学経済学部卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁、三井情報開発などを経て、91年から現在のシンクタンクに。専門は計量経済学、労働経済、教育計画。2000年からテレビ朝日「ニュースステーション」レギュラーコメンテーター。

日本を明るくするのは、生涯恋愛社会の実現しかない。高度成長を支えた企業戦士と妻の銃後の護りの「終身結婚制」崩壊を経済構造の変化を踏まえ予言した名(迷)著待望の文庫化。豊かさは紳士を惑わす悪女が作る?


<目次と構成>
第一章 恋愛と結婚の経済法則
第二章 愛の終身雇用制
第三章 恋愛市場の規制緩和
第四章 結婚市場の自由化
第五章 生涯恋愛社会の構築に向けて
終 章 「楽しく生きる」という選択肢




内容説明

企業戦士とその「銃後」を守る妻―高度成長を支えた戦後日本の家族からは「男」と「女」が消えていた。この国が元気を取り戻すために、男と女が性的魅力を取り戻し、結婚しても複数の恋人を持てる生涯恋愛社会に!物議をかもした名(迷)著、堂々復活。

目次

第1章 恋愛と結婚の経済法則
第2章 愛の終身雇用制
第3章 恋愛市場の規制緩和
第4章 結婚市場の自由化
第5章 生涯恋愛社会の構築に向けて
文庫版のための最終章 「楽しく生きる」という選択

著者等紹介

森永卓郎[モリナガタクロウ]
金融系シンクタンク主席研究員。1957年東京生まれ。80年、東京大学経済学部卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁、三井情報開発を経て、91年から現在のシンクタンクに。専門はマクロ経済、計量経済、労働経済、教育計画。2000年からテレビ朝日「ニュースステーション」レギュラーコメンテータ。著書は『リストラと能力主義』『痛快ビンボー主義!』『バブルとデフレ』『〈非婚〉のすすめ』など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいくん

8
☆☆☆この本は1994年のものです。経済と恋愛、結婚について考える本です。森永さんは日本の家庭を形成する恋愛観、結婚観は効率的経済成長のための幻想にすぎないといいます。高度成長期に実現した一億総結婚社会、終身結婚制のことを指しているとみられます。柴門ふみ「恋愛論」、ラッセル「幸福論」、遠藤周作「恋愛とは何か」、瀬戸内晴美「愛の倫理」、吉行淳之介「恋愛論」、加藤諦三「愛すること愛されること」、曽野綾子「誰のために愛するか」など、恋愛の定義などを森永さんがよく調べているのは驚嘆します。2019/01/26

みはたいくら

2
突飛な話が多かったけど、面白かった。 多少、物事を経済効率で考えすぎている感じはするが、恋愛や家庭からのみ、そういうものを排除しようとするのは無理だもんなぁ。2014/03/22

ソフトバンク

0
アメブロに書きました https://ameblo.jp/softank/entry-12362197889.html2018/03/19

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