遠距離介護で自滅しない選択

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遠距離介護で自滅しない選択

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532176846
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

仕事や家庭生活との両立は困難を極め、
ときに離職を迫られることもある「遠距離介護」――
どうすれば“自滅"せずに両立できる?

本書では、「どれぐらい実家に顔を出せばよいか」「通いの交通費を誰が負担するか」
「どのタイミングで施設介護を検討すべきか」
「『危ないかもしれない』となったとき、どうすればよいか」など、
遠距離介護予備軍の人、遠距離介護中の人が知っておくべき実用的な情報について紹介。

「妻と自分の双方の親が同時に要介護になったケース」「自分が海外勤務で親が日本にいるケース」
「同居で失敗したケース」「親が熟年離婚しておりそれぞれにフォローが必要なケース」
「認知症で施設退去を迫られているケース」など、
8つのケーススタディをもとにわかりやすく解説する。

内容説明

入院のたびに帰省できない!交通費で家計がパンクしそう…両親の老々介護、共倒れを防ぐには?認知症…施設は実家?子の近く?東京⇔近県の中距離、意外に大変?元気な時、倒れた後、いざという時…別居のままで「介護」と「生活」を両立させるには。

目次

1章 「同居しなくても介護できる?」―8人のケースより
2章 離れて暮らし続ける「心構え」
3章 「自分の暮らし」を守り抜くコツ
4章 遠距離介護にかかるお金は「親の懐から」
5章 賢く「施設」を利用する
6章 「最期」の向き合い方

著者等紹介

太田差惠子[オオタサエコ]
介護・暮らしジャーナリスト。京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。1996年、親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、2005年NPO法人化。現理事長。AFP(日本FP協会認定)資格も持つ。2012年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了(社会デザイン学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たーさん(^-^)

37
とても参考になりました。項目別になってるし分かりやすい解説。父の施設を考えたときにも参考になりました!まだ介護を必要としてなくても遠距離の人は読んでおいても良いですよ!

更紗蝦

30
経歴を見た限りでは、著者の持っている資格はAFPのみで、介護の現場に「介護のプロの第三者」として関わった形跡がなく、あくまで「ジャーナリストという立場の第三者」として取材した経験のみで書かれた本だということを念頭に置く必要があります。介護で生活が破綻してしまうことを「自滅」と表現しているところに配慮のなさを感じます。これでは「準備が足りなかった自分が悪い」という自業自得論に当事者を落とし込んでしまう可能性があり、「罪悪感を持たないようにしましょう」という自らのアドバイスを無意味なものにしてしまっています。2020/06/10

空のかなた

25
実際に遠距離介護に直面し当惑している相談者の問に、著者が蓄積してきた知見をもって「寄り添い、回答し、諭す」形式になっているのでとても実用的。決して押しつけがましくなく、1つ1つの難題に真摯に応えてくれる。実際に遠距離介護になる前に、一度読んで置くことでパニックを回避できるし、親との会話や接し方の中での事前の準備も可能。それはとても大切なこと。お勧めできる1冊です。2023/12/28

panashe

23
読友さんお薦め本。とても参考になった。親の介護が必要になる前に、何となーくでも読んでおく事をお薦めする。親が他界していても、将来の自分について子供と話し合う事も必要だと思う。40歳から支払いとなると介護保険料の使われ方、使い方って当事者にならないと知らないもんね。2022/08/21

カッパ

13
うん。色んなノウハウが書かれていた。自滅したくない。メリットだってたくさんある。 引取ることだってしなくてもよい。母親は都会では暮らせない。よし!元気もらった。2021/11/10

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