日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来

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日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来

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  • サイズ B6判/ページ数 652p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532176747
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0022

出版社内容情報

遣隋使から始まる1500年間に及ぶ日中関係を網羅。世界的に重要かつ危険な二国関係を歴史から理解し21世紀のアジアの趨勢を読む

内容説明

永遠の隣人、日中の歴史から世界とアジアの未来が見える。遣隋使以来の1500年史を第三者の視点から客観的に記述した大作。

目次

第1章 中国の日本文化への貢献―六〇〇~八三八年
第2章 革新的な学びを伴わない貿易関係―八三八~一八六二年
第3章 西洋諸国への対応と関係再開―一八三九~一八八二年
第4章 朝鮮をめぐる競争と日清戦争―一八八二~一八九五年
第5章 日本に学ぶ中国の近代化―一八九五~一九三七年
第6章 台湾と満洲の植民地化―一八九五~一九四五年
第7章 政治的混乱と戦争への道―一九一一~一九三七年
第8章 日中戦争―一九三七~一九四五年
第9章 大日本帝国の崩壊と冷戦―一九四五~一九七二年
第10章 協力―一九七二~一九九二年
第11章 日中関係の悪化―一九九二~二〇一八年
第12章 新時代に向かって

著者等紹介

ヴォーゲル,エズラ・F.[ヴォーゲル,エズラF.] [Vogel,Ezra F.]
ハーバード大学ヘンリー・フォード2世社会科学名誉教授。1930年アメリカ・オハイオ州生まれ。1958年にハーバード大学にて博士号(社会学)を取得後、日本語と日本の家族関係の研究のために来日し、2年間滞在。それからは毎年、日本を訪問している。67年にはハーバード大学の教授に、72年には同大の東アジア研究所所長に。93年から95年にかけて国家情報会議(NIC)東アジア担当の国家情報官に就任。2000年に教職から引退し、10年以上を費やして『現代中国の父―〓小平』を執筆。同書は中国でミリオンセラーを記録したほか、外交関係書に贈られるライオネル・ゲルバー賞、全米出版社協会PROSE賞特別賞を受賞し、全米批評家協会賞ファイナリストにも選出された

益尾知佐子[マスオチサコ]
九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。専門はユーラシア国際関係、現代中国の政治・外交。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1、海外、PD)、日本国際問題研究所研究員、エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、ハーバード大学イエンチン研究所協働研究員、中国社会科学院訪問学者、外交学院訪問学者などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

16
日本が中国に学んだ時代、中国が日本に学んだ時代、抗日の時代、再び中国が日本に学んだ時代、そして日中関係が悪化した現在という構成。中立性は意識されているようだが、やや日本側を贔屓しているというか、日本側の見解に拠っているかなという印象。近代の部分では、「シナ通」の活動や功罪について1節分程度割いても良かったのではないかと思う。中国の抗日ドラマについて触れている部分もあるが、このジャンルが映画において抗日戦争当時から存在していたことを失念しているのではないか。2020/03/06

Hatann

10
日本及び中国について研究する米国の社会学者が第三者的に日中関係の歴史を素描する。1500年の歴史を纏めるものだが、19世紀以降が圧倒的に詳細に記載される。全体的に一方に肩入れすることなくバランスの良い記載だと思う。日清戦争直後や改革開放路線直後に中国側で日本に学ぶことがブームになるが、こういうモメンタムを活かせなかったところを良く考えてみるべきだろう。著名人の活動にも焦点をあて功罪を記しているが、満州事変以降について日本側の個人名がほぼ記されないことが気になった。知恵といえば知恵。全体的には読み応えあり。2020/01/05

はまななゆみ

9
体系的に理解を深められました。先ずは歴史をニュートラルに、もっと勉強しなければならないでしょうね。両国ともに。2020/07/24

takao

3
ふむ2020/11/11

yes5&3

2
日中関係を米国から見ると、歴史で学べない面が見えてくる。中国から多くの文化を吸収した唐の時代、国家間の貿易がない時代には、宋と貿易した平清盛、明と貿易した足利義満は大きな利益を得た。なるほど。日本史をこういう切り口で振り返れるいい機会となった。有難い。近代の中国で最も貢献したのは鄧小平。文化大革命で殺されなくてよかった。「現代中国の父鄧小平」も読まねば。2020/04/12

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