内容説明
真実を話しているのは、誰―?前代未聞!戦慄のビジネス・ホラー小説。
著者等紹介
山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年愛知県生まれ。1994年東京大学経済学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。2003年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルティングのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
10
悪党・犯罪者の本だ。もう一つグッとくるものを感じなかった。2019/05/06
Yunemo
10
社長のテスト第2弾ですか。給与所得者と事業家の違いが如実に表されています。出資、自分で金を出す、ここに経営感覚の違いが出てくるのでしょう。常に自己の感覚で采配する。積極的or消極的であれ、人を出し抜きながらでも、生き抜いていくことなんですかね。一般的に人が悪くなければ事業家としてやっていけない、これが道理。ただ自分の欲のためにだけ生き抜こうとする小悪党の存在はうざい、大悪党にはなれませんね。初めて理解できたこと、エネルギー≠電力、太陽光発電事業って、もしかして継続できない事業なんだ。西村家の妻出来過ぎ!2015/03/16
下町ロコモーティブ
9
*還暦過ぎの投資家、西園寺は甘ちゃんの40歳ベンチャー企業技術者、西村に詐欺師の手口を説く。①出会ってすぐ不幸な身の上話をする。②有名人との交流をひけらかす。③やたらと大きな話をする。④仕事は独りで進めてします。太陽光発電ビジネスを巡る詐欺事件ストーリー。登場人物が表紙・裏表紙に特徴をもって描かれているお洒落な作品。子悪党は北山、本田、大山みどりが一番の大悪党と感じた。2016/09/20
りちゃ
7
(社長のテスト)第2弾。ベンチャー企業で子会社の責任者を任されている西村。前職時代の知人から太陽光発電ビジネスの誘い。何やらきな臭い…?ただ単に口うるさいだけじゃなかった、西園寺氏のビジネス手腕に拍手。気持ちのいいこと。でもって、小悪党の陰に隠れた本当の悪党。2017/02/22
ハッピー
6
【図書館】表紙が気になった初読みの作家さん.表紙に登場人物たちが載ってるからめちゃキャラが立っていてスラスラと読めました.太陽光ビジネスってやっぱりしんどいんやなって再認識しました.最後のオチにびっくりする1冊です.2015/07/25