世界を創った男チンギス・ハン〈2〉変化の胎動

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532170790
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

テムジンは盟友ジャムカと共に暮らし、仇敵タタルの支族に勝利したが、中華の金国攻めには難渋した。やがて、ジャムカに謀みを感じた妻や母の推めで、全集団を率いて北辺の処女地に脱走。そこに各支族から多くの家系の者が集まり、テムジンはハン(指導者)に推され、チンギス・ハンと名乗る。一方、ジャムカも多数の部族に推されてグル・ハン(総長)になる。二人は政治的にも思想的にも対立を深め、遂に決戦となるがチンギスは敗れた。それでも北辺で徐々に勢力を回復、義父トオリル・ハンを援けケレイト族のハンに復位させ、共に宿敵タタルを討った。また、古い氏族身分社会を保とうとする同族のキヤト氏本家筋の連中をも倒し、小さいながらも絶対権力の独裁体制を確立した。

著者等紹介

堺屋太一[サカイヤタイチ]
作家、元経済企画庁長官。1935年大阪府生まれ。60年東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。62年の通商白書で「水平分業論」を展開して注目され、70年には日本万国博覧会を手がけた。78年に同省を退官し、作家としての活動を開始。85年「知価革命」理論で国際的注目を集める。98年7月から2000年12月まで、小渕恵三内閣、森喜朗内閣で経済企画庁長官を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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