狂人と呼ばれた男―あるエストニア貴族の愛と反逆

狂人と呼ばれた男―あるエストニア貴族の愛と反逆

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532170424
  • NDC分類 993.62
  • Cコード C0097

内容説明

「皇帝の友人」ティモテウスは、ある日突然狂人とされ長期の獄中生活を強いられる。釈放後、いったん亡命を図るが翻意して国内に留まり、やがて謎の死を遂げる…。19世紀前半のロシア帝国を舞台に、皇帝に単身挑んだ青年貴族の数奇な運命と純粋な生を、緻密な心理描写を織り込んで綴る歴史ロマンの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宵子

1
十九世紀初頭、実際にいたエストニア貴族をモデルにした話。ちなみに重訳。農奴上がりであまり教養のない従者が主について書いた体裁であるが、彼の教養以外の問題で地域が地域なため、フランス語もドイツ語もロシア語もエストニア語もでてくるというかなりの混成言語が見られる。しかし、彼は本当に狂人だったのか、それとも都合が悪いから狂人扱いされたのかはよく分からなかった。2012/11/19

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