出版社内容情報
世界文化賞を受賞し、欧米からも新作の依頼が絶えない80歳の美術家が、老いを迎えた日々を小気味よい文章で綴る日記。
内容説明
80歳を迎える美術家が毎日綴った「千」の昼と夜。絵を描く。散歩する。本を読む。蕎麦屋とぜんざい。アトリエにやってくる人と話す。猫と戯れる。躰の悲鳴を聞くとすぐに病院へ。小旅行で卓球三昧。鮮明な夢と不眠…80歳を迎える今も海外から個展・展覧会でひっぱりだこの横尾さんが綴った1036日の日常。虚実一体が「私」であると公言する美術家の生活は規則正しい反復でありながら、時に生と死の境界を超えて、ピカソ、キリコ、デュシャンから、現存の美術家、ミュージシャン、作家、医師、メダカや蟻まで様々な表現者が行き交う交差点になる。そこに新たな作品が生まれる。
著者等紹介
横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館など各国で個展を開催。国際的に高い評価を得ている。また、東京都現代美術館、京都国立近代美術館、金沢21世紀美術館、国立国際美術館など国内の美術館で相次いで個展を開催。95年毎日芸術賞、2001年紫綬褒章、06年日本文化デザイン大賞、11年旭日小綬章、同年度朝日賞、15年高松宮殿下記念世界文化賞など受賞・受章多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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