出版社内容情報
「ソフト・パワー」はじめ画期的な理論を提示してきた「知の巨人」が説くアメリカ没落否定論。政治、外交、軍事、経済にわたり、2030年に向けて、中国の台頭に直面する世界のパワー・バランスを明快に読み解く。
内容説明
「中国の世紀」到来論は誤りだ。アメリカの地政学的優位は揺らがない。20世紀とは異なる新たなリーダーシップこそ、アメリカには必要だ。世界を代表する賢者が発する、未来への鋭い洞察。
目次
第1章 アメリカの世紀の構築
第2章 アメリカは衰退期にあるのか
第3章 ヘゲモニーに挑む国々とアメリカの相対的な衰退
第4章 中国の台頭
第5章 絶対的な衰退:アメリカはローマ帝国に似ているのか
第6章 パワー・シフトと複雑化する世界
第7章 結論
著者等紹介
ナイ,ジョセフ・S.[ナイ,ジョセフS.] [Nye,Jr.,Joseph S.]
ハーバード大学特別功労教授。ハーバード大学ケネディ・スクール(行政大学院)前院長。「ソフト・パワー」の概念を提唱したことで知られるアメリカを代表する国際政治、安全保障問題の専門家のひとり。1958年プリンストン大学卒業。1964年にハーバード大学でPh.D.(政治学)を取得し、同年より教鞭をとる。クリントン政権時代の1993年~1994年に国家情報会議議長、1994年~1995年に国防次官補(国際安全保障政策担当)を務めるなど政府の要職も歴任。現在、ケリー国務長官への諮問機関である外交政策委員会の一員
村井浩紀[ムライコウキ]
1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2012年から日本経済研究センター事務局長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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