内容説明
すこしの知識で、ワインはよりおいしく、より楽しく味わえる。シャルドネの特徴は「個性がない」こと?肉食系にぴったりの品種とは?日本ソムリエ界の第一人者が贈る、待望のワイン読本。
目次
白ワイン用品種(シャルドネ;リースリング;ソーヴィニヨン・ブラン;シュナン・ブラン;甲州)
赤ワイン用品種(カベルネ・ソーヴィニヨン;メルロー;ピノ・ノワール;シラー;グルナッシュ)
著者等紹介
石田博[イシダヒロシ]
1969年東京都生まれ。90年ホテルニューオータニ入社。94年よりレストラントゥール・ダルジャン配属、フランス伝統の料理とサービスを学び、ソムリエとしてのキャリアをスタート。96年・98年の全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝し、98年世界最優秀ソムリエコンクール日本代表となる。2000年、同コンクール第3位入賞(日本人での入賞は2名のみ)。04年ベージュアラン・デュカス東京へ移り、08年より同社総支配人に就任する。11年2月よりレストランアイ(神宮前)のシェフソムリエとして勤めるかたわら、ホテル日航東京(台場)の顧問、一般社団法人日本ソムリエ協会常任理事および技術研究部部長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伶夜
11
ソムリエの使命は、お客様からご注文をいただいたワインを最上の状態でサービスし、お客様にご満足いただくことです。(本文より)2018/02/23
shibatay
10
入門書なので10種類のワイン用ぶどうについては基礎的なことが中心。でもわかりやすいし、ソムリエとしてのエピソードが面白い。できればマイナー品種についてもこうした形で解説した本を出してほしい。2015/01/31
Edo Valens
6
品種によって変わるワインの味わいや香りの特徴をステレオタイプに押し込めないように注意しながら、初心者にも分かりやすく説明してくれる。その語り口はとても優しくて真摯であり、きっとお客様に説明するときもこのような物腰なのだろう。本書を手に取ったのは(ソムリエになるための)テイスティング試験の参考にできるかも知れないという下心からだったのだけれども、その狙い通りに自分の中で品種の特徴を整理するのに役にたったし、もしも合格したらこんなソムリエになりたいなと思えるようなソムリエ像に出会えたのもとてもよかった。2015/09/06
たらこりっぷ
6
ぶどう品種を切り口にしたワイン入門書です。単一品種で作ったワインを好んで飲んでいる私ですが、味や香りを思い出しながらふむふむと復習。石田さんの表現を読みながら、そのぶどうで作られたワインを飲めばもっと理解できそうです。石田さんはソムリエらしく、どのぶどうも分け隔てなくその美味しさを語っています。その姿勢に頭が下がります。2014/03/14
おっくー
5
書店で衝動買いした本。最近、ワインにはまっているので読みたいと思った。よりワインを楽しめそう。しかし、財布には優しくないかもしれない。ブルゴーニュのシャルドネとかリースリングのモーゼルワインが飲みたい。ソムリエの仕事ってすごいなと関心しつつソムリエと会話してみたいと思った。2014/10/08
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