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絵物語 長谷川等伯

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  • サイズ B6判/ページ数 106p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532168759
  • NDC分類 721.3
  • Cコード C0071

内容説明

国宝「松林図屏風」は、なぜ描かれたのか―天下一の絵師をめざし、三十一歳で能登の七尾から京へ。信長・秀吉の時代に頂点をきわめた狩野永徳のけんらん豪華な画風に、ひとりたたかいを挑んだ男がいた。身近な者の非業の死、心の師・千利休の自刃…苦しみと絶望をのりこえ、悲しみは祈りにかえ、初志をつらぬき、ついに画境の高みへのぼりつめた男を、さらなる試練が待ち受けていた。そして…。謎多き絵師の生涯が、華麗な絵巻物で浮かびあがる!直木賞受賞作『等伯』の日経新聞連載時の名コンビが復活!巻末に安部龍太郎「等伯」10選の写真と、作品解説を収録。

著者等紹介

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
1955年福岡県生まれ。久留米高専卒。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞。13年『等伯』で直木賞

西のぼる[ニシノボル]
1946年石川県生まれ。数々の歴史小説、時代小説のさし絵や装画・装幀画を手がける。93年、第二回日本文芸家クラブ大賞・ビジュアル部門賞。2001年『はやぶさ新八御用旅』(平岩弓枝作)、『華栄の丘』(宮城谷昌光作)のさし絵で講談社出版文化賞。10年、中日文化賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

102
図書館本。偶々見つけました。直木賞「等伯」の絵物語版。作品読んだ後にオススメですね。2014/11/18

それいゆ

50
直木賞受賞作「等伯」の感動が蘇ってきました。昨年読んだばかりなのに、もう忘れていました。この絵物語は上手くまとめられていて、中学生ぐらいでも興味深く読める内容です。巻末の「松林図屏風」などのカラー写真とその解説も必読でしょう。2014/02/01

森田望智そっくりおじさん・寺

42
『等伯』で直木賞を受賞した安部龍太郎が文で、日経新聞連載時に挿絵を担当した西のぼるの絵をメインにした長谷川等伯物語。伝記というより受賞作『等伯』のダイジェスト的内容。昔から西のぼるの絵は好きだったが、この本の全編カラーの絵は素晴らしい。戦国・安土桃山時代の雰囲気がパステルカラーで優しく強く暖かく、何故か懐かしい。等伯に負けてないと思う。等伯の31歳で都に向かう人生もすごい。狩野永徳との確執。巻末に安部龍太郎選の等伯十作が載っているのも良い。確かに『松林図屏風』は良いよなぁ…。素敵な一冊だと思う。2014/11/13

onasu

20
何と贅沢な本でしょう。安部龍太郎さんの直木賞受賞作「等伯」が絵本になって再登場。さし絵は日経新聞連載時の西のぼるさんで、「等伯」の粗筋が辿っていけます。  仕事を共にしてきたからこその情感のこもった絵は、詳細が綴られていなくとも、読んでいた折が浮かんできます。  巻末には安部さんお薦めの等伯10点の絵画もカラーで収録。これまた贅沢な一品でした。2019/01/18

就寝30分前

19
物語と美しい絵が絶妙。ベースの直木賞作品を挿絵でふりかえることが出来ます。挿絵の作者はこの本の中で等伯と競っているなと感じました。原作を読み返したくなり、こんな本も有りだと思います。2015/02/12

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