内容説明
マスメディアの存在意義はどこにある!?腐食する社会に抗して、袋叩きにされても言わなくてはならない覚悟はあるのか。『週刊金曜日』長期連載・待望の単行本化第2弾。新聞、雑誌、テレビの最前線で誠実に発言し、批判に応えてきた著者渾身のジャーナリズム論。
目次
第1章 袋叩きにされても言わなくてはならないこと(ジャーナリズムを問い直す;政治とメディア)
第2章 メディア批評の虚実(雑誌―滅び行く種族?;テレビ―永遠のジレンマと三重苦;新聞―衰弱する権力監視機能;本―文字文化から電子文化へ)
第3章 今を生き抜くヒント(サバイバル序説;この国のかたち;苦海・不浄土)
第4章 日本腐蝕列島(「隔離」したがる社会;粗暴な資本主義)
著者等紹介
筑紫哲也[チクシテツヤ]
1935年6月23日~2008年11月7日大分県生まれ。59年早稲田大学政治経済学部卒業、朝日新聞社入社。政治部記者、ワシントン特派員、「朝日ジャーナル」編集長、編集委員などを歴任し、89年退社。TBSテレビ系「筑紫哲也NEWS23」キャスター、ジャーナリスト、NPO「スローライフ・ジャパン」理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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