フランス女性の働き方―仕事と人生を楽しむコツ

ジュリアーノ，ミレイユ【著】〈Ｇｕｉｌｉａｎｏ，Ｍｉｒｅｉｌｌｅ〉/羽田 詩津子【訳】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2010/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 241p／高さ 20cm
• 商品コード 9784532167738
• NDC分類 366.38
• Cコード C0036

内容説明

「オン」と「オフ」のバランスをとりながら自分らしく、居心地よく、ハッピーに生きるフランス流の知恵と秘訣。名門シャンパンメーカーの米国法人ＣＥＯをつとめ、世界４０カ国で翻訳された大ベストセラー『フランス女性は太らない』の著者が、自叙伝的ストーリーを軸に友人・知人の体験談を織り込みながら、フランス流の働き方のコツをアドバイス。おもてなしメニューとレシピつき。

目次

１　人生にはいくつものエピソードとステージがある
２　道を選ぶ。情熱、才能、プラスアルファ
３　啓発された自己利益の原則
４　ビロードの手袋、言葉、握手について
５　あなた自身をイエローに塗ろう
６　誰の成功？
７　ボスをクビにする。リーダーとマネジャー
８　禅とビジネスライフの技術
９　ストレスを減らすための技術
１０　ビジネスウーマンとビジネスマンはちがう
１１　ビジネスと楽しみのために食べる
１２　やりとげる

著者等紹介

ジュリアーノ，ミレイユ［ジュリアーノ，ミレイユ］［Ｇｕｉｌｉａｎｏ，Ｍｉｒｅｉｌｌｅ］
フランス東部の小さな町で生まれ育つ。ソルボンヌ大学でフランス文学と英文学をＩ．Ｓ．Ｉ．Ｔ．（翻訳・通訳高等学院）で語学を学ぶ。１９８４年、シャンパンの世界的トップブランドとして知られる“ヴーヴ・クリコ”の米国現地法人“クリコ”社に最初の社員として参加し、のちに同社の社長兼ＣＥＯをつとめる。任期中、認知度の低かった同社のシャンパンを、フランス女性ならではの哲学とスタイルで最高級のプレミアムブランドに育てあげた。現在は夫エドワードとともにマンハッタンに暮らす

羽田詩津子［ハタシズコ］
翻訳家。お茶の水女子大学英文学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[がいむ]

働き方は、本を出せるくらいの人よりも身近な先輩の話の方が参考になるのだけど、たまには読みます。女性の課題は、健康的なワーク・ライフ・バランスを保つこと、と。「コミュニケーションはプレゼンテーションよりも重要である」「ワーク・ライフ・バランスを支える四つの支柱」など納得。固くはないけど、当然ながらエネルギッシュです。

2014/09/22

[みこれっと]

あんまりフランス人っぽくない雰囲気の女性かなーって思いました。アメリカ生活が長いからなのでしょうが。あと、かなり出世欲があるなと。野心をこころに秘めた若い女性が読むのにいいかも。

2016/08/17

[hanakopon]

自分のキャリアや働き方に不安や疑問を持った時に読むと、何かヒントがもらえるかもしれません。私がメモしたいなと思った所は、料理に関する章で、「料理の成功のポイントは、計画、手順、季節とシンプルさを大切にすること」「28種類の材料や、8個の珍しい道具、キッチンで6時間も悪戦苦闘しなくてすむレシピ」というところ。ついつい凝りがちだけど、大事だなと。特に誰かに作る場合って、力が入りすぎないことが大事かも。この著者の別作品を読んでみたいと思いました。

2012/04/08

[くろすけ]

仕事をする上で“才能と機会と情熱のバランスをとらなくてはいけない”“よく知っているからこそ信頼できる情熱もある”“窮地に立たされたとき「啓発された自己利益」に基づいて行動せよと自分に言い聞かせる”等々、著者は自分自身を支えてきた哲学を沢山書いていますが、私はこれらの言葉を覚えていたいな…と思いました。レストラン接待やホームパーティのアドバイスは、私の仕事でそのような業務は無いけれど面白かった。プライベートで活かしたいです。

2011/10/28

[offsprin10]

フランスは夢の国なんて、そんなことはない。キャリアを積み重ねるためには、工夫と努力が必要だ。ストレスと向き合うための、自分のリラックスリストとか昇格のオファーは自分の幸せと照らし合わせてみるとか、女性の涙は男性のそれと仕事への評価が全然違うとか。今後のキャリア形成に役立つことが多かった。巻末には家におもてなす時のとっておきレシピもあり、とてもオシャレで試してみたいと思った。

2011/09/19