木村秋則と自然栽培の世界―無肥料・無農薬でここまでできる

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532167493
  • NDC分類 615
  • Cコード C0061

内容説明

なぜ、何も入れずに作物が育つのか?自然栽培は決して「奇跡」ではない!環境保全型農業の最前線を徹底レポート。

目次

第1部 これが自然栽培だ(リンゴ本来の力を引き出す;対談 なぜ、無肥料で育つのか新しい農学が必要だ;自然栽培の科学に向けて;固定種は自然栽培に向いている)
第2部 自然栽培の現場から(北海道ならではの大規模自然栽培に挑む;学校の田んぼに教えられて;ようやく時代が向いてきた;挑戦は始まったばかり;皆様、お稲様、ありがとう;地域全体をよくしたい;もう一度自然界から学ぶときが来た;今の目標は自然栽培で経営を成り立たせること;お互いのよいところを認め、解決策を出し合いましょう;試行錯誤から学んだたくさんのこと;挑戦4年目、「日本一の根粒菌」ができる畑でがんばってます;すっきりして深い自然栽培のお茶)
第3部 広がる流通・商品作り(岡山で自然栽培の農商工連携急ぐ;木村人気に頼らない無肥料自然栽培を;自然栽培はまだ新芽どき;まだまだ市場開拓の余地がある;20年前の木村さんのリンゴ畑)
第4部 硝酸態窒素と堆肥を考える(硝酸態窒素のことをもっと知ろう;良い堆肥は土の香りがする)

著者等紹介

木村秋則[キムラアキノリ]
1949年青森県弘前生まれ。木村興農社社長。弘前実業卒。川崎市のメーカーに集団就職、1年半後に故郷に帰り、71年から家業のリンゴ栽培を中心に農業に従事。農薬で家族が健康を害したことをきっかけに、無農薬、無肥料栽培を模索した。10年近い無収穫、無収入の苦難を乗り越えて成功。「奇跡のリンゴ」と呼ばれた。現在は、国内各地と世界各国で自然栽培の農業指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

carl

15
13坪(笑)の家庭菜園の足しにと読んでみましたが、農業の為の本でした。2019/07/01

SAGA

5
自然農法のことや対談、経験談などがあり読み応えがありました。2011/05/06

snow

2
実際に自然栽培をされている方の体験談が主な内容になっていて勉強になる。スーパーに並んでいる野菜や果物がどんなふうに栽培されているのかなど考えたこともなかった。知らないとは恐ろしいことだ。農薬に土壌消毒や化学肥料。それらが自然界にどんな影響を与えているのか。毎日食べているものがどういうふうに作られているかなど、自分の体を作っている食べものに対してなんて無頓着だったのだろう。そして人間の都合で壊してきた自然を少しでも元に戻せたらと思う。巻末の自然栽培簡単マニュアルがうれしい。2021/07/15

Masaaki Inoue

2
自然栽培について、技術解説をしてくれる本を探してました。家庭菜園じゃなくてちゃんとした経営規模で。で、この本をめくると木村さんが詳しく話しているではないですか!「こりゃついに来たか」と買いましたヨ。でも・・・結局木村さんは最初だけ。半分は一般人の体験談デシタ。自然栽培に取り組み始めた人にとっては、それも宝の山かもしれません。でも私には「HB101で野菜がこんなに育ちました!」(←ワカリマス?)と同レベルなんですよねー。ちょっと出会うタイミングを間違えた感じでした。悪い本ではないです。スミマセン続編に期待2015/06/24

健康平和研究所

2
種採りをすると自然栽培しやすくなるようなのでしたい。 生きた菌を調べる技術が発達して、いままで分からなかった菌が分かるようになったそうだ2013/08/12

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