内容説明
なぜ、何も入れずに作物が育つのか?自然栽培は決して「奇跡」ではない!環境保全型農業の最前線を徹底レポート。
目次
第1部 これが自然栽培だ(リンゴ本来の力を引き出す;対談 なぜ、無肥料で育つのか新しい農学が必要だ;自然栽培の科学に向けて;固定種は自然栽培に向いている)
第2部 自然栽培の現場から(北海道ならではの大規模自然栽培に挑む;学校の田んぼに教えられて;ようやく時代が向いてきた;挑戦は始まったばかり;皆様、お稲様、ありがとう;地域全体をよくしたい;もう一度自然界から学ぶときが来た;今の目標は自然栽培で経営を成り立たせること;お互いのよいところを認め、解決策を出し合いましょう;試行錯誤から学んだたくさんのこと;挑戦4年目、「日本一の根粒菌」ができる畑でがんばってます;すっきりして深い自然栽培のお茶)
第3部 広がる流通・商品作り(岡山で自然栽培の農商工連携急ぐ;木村人気に頼らない無肥料自然栽培を;自然栽培はまだ新芽どき;まだまだ市場開拓の余地がある;20年前の木村さんのリンゴ畑)
第4部 硝酸態窒素と堆肥を考える(硝酸態窒素のことをもっと知ろう;良い堆肥は土の香りがする)
著者等紹介
木村秋則[キムラアキノリ]
1949年青森県弘前生まれ。木村興農社社長。弘前実業卒。川崎市のメーカーに集団就職、1年半後に故郷に帰り、71年から家業のリンゴ栽培を中心に農業に従事。農薬で家族が健康を害したことをきっかけに、無農薬、無肥料栽培を模索した。10年近い無収穫、無収入の苦難を乗り越えて成功。「奇跡のリンゴ」と呼ばれた。現在は、国内各地と世界各国で自然栽培の農業指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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