見えざる隣人―中国人と日本社会

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532167196
  • NDC分類 334.522
  • Cコード C0036

内容説明

彼らは日本に何を求めているのか。改革開放世代から在日新人類世代まで、日本と有機的に結合する在日中国人。成功、挫折の多様なエピソードを交えて、彼らが決して表に出さない本音に迫る。

目次

プロローグ 夜明け前の闇の中で
第1章 改革開放の情熱、日本へ
第2章 増殖する中華社会
第3章 光の射すほうへ―先頭走者たち
第4章 在日新人類―熱狂の先へ
エピローグ 中国の台頭と日本の中国人

著者等紹介

吉田忠則[ヨシダタダノリ]
日本経済新聞社編集局経済金融部兼アジア部編集委員。1989年京都大学卒業。日本経済新聞社入社。流通経済部、経済部、政治部を経て2003年中国総局(北京)駐在。「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kojisec.

2
先般、池袋中華街構想が話題になったところであるが、本書では池袋の他にも川口芝園団地の例も含め、中国人が日本でコミュニティを作り出すようになった現状について、中国と日本の生活習慣の捩れの現状について等、日本に移住する中国人の今と昔の変化等について、取材を通してまとめられている。ただ、取材先が中国人の中でも知的エリート層、上澄みに偏っているのが気になるところだが。2010/01/30

メルセ・ひすい

1
13-15 赤12-42  ★華人・華僑の本音を社会論として活写! 元俳優でも今、ルンルンで日本の主婦。芥川賞をゲットした女流作家。浮躁な中国生活から日本に非難し、学究生活を勤しむ元留学生。やはり、何を恐れてか、中国の数字は見当たらない。奥歯に物が挟まっている。日経含めてどの新聞も国家の政治統制がかかっている。『コールデスト・ウィンター』を読んでいない新聞人なの?アニメと一人当たりのGDPしか言えない、それさえもいい加減。13億人の根拠は?15億は下らないはず。しかも1人当たりの平均収入は日本の1分?2010/02/24

とんこつ

0
おすすめの一冊。在日外国人の中で一番数の多い中国人が日本でどのような生活をしているのかよくわかる一冊です。改革開放当時の日本留学の厳しさや、天安門事件の時の空気感、現代的な話題としては池袋のチャイナタウンについてなど、新しい発見がいくつもありました。言葉ができないということでコミュニティから遠ざけられてしまう今の現状に何か良い解決策はないのか思索しています。2011/12/28

roxy001960

0
中国も時間をかけて普通の国?になっていくんでしょうね。2010/04/17

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