内容説明
観客を感動させるプレーはいかにして生まれるのか?ベストパフォーマンスを引き出すには何が必要か?サッカー日本代表監督・岡田武史が感性のスペシャリストと21世紀のスポーツを論じる。
目次
第1章 感性とは何か
第2章 トップアスリートの感性
第3章 スポーツと感性
第4章 「ゾーン」と「感性」を脳・心・禅の観点で考える
第5章 日常生活と教育で養われる感性
第6章 感性の力を発揮するためにできること
第7章 感動と幸福を生む感性
著者等紹介
志岐幸子[シキユキコ]
感性ラボ主宰。博士(人間科学)。早稲田大学スポーツ医学リサーチ研究所・感性領域総合研究所客員研究員。主にスポーツの観点から感性研究を行い、2003年同大学大学院人間科学研究科修了後、同大学非常勤講師。学生時代は競走部マネージャーとしての活動の他、JOC、JOAによる海外派遣でスポーツ交流に参加。ミス・ユニバース日本代表に選出されたことをきっかけに、スポーツ番組等でキャスター・コメンテーターを務める。武庫川女子大学非常勤講師、日本感性工学会・日本スポーツ心理学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あちゃくん
3
当たり前だけど、やっぱりおかちゃんはいろいろと考えているんだな、頭いいなとこの本読んで思いました。オシムの出した「日本化」というテーマだけど、オシムとは違った文脈で、おかちゃんなりの回答を出そうという姿勢が見れて、好感を持ちました。2010/07/19
ご〜ちゃん
0
指導者の「気」やコンディションが選手を左右する、という箇所を読み、自分は指導者ではないけれど、父親として、「まず自分が気力体力充分であるように」気をつけようと思った。2012/04/03
べっちゃん
0
どちらかというと自己啓発的な面が多く、素材探しにはいいかもしれない。個人的にはもっと哲学的な考察があってもいいと思う。志岐先生の次の作品に期待します。2010/10/08