科学技術文明再生論―社会との共進化関係を取り戻せ

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532165796
  • NDC分類 504
  • Cコード C3036

出版社内容情報

相次ぐ事故とスキャンダルに直面する科学技術。果たして真に社会に貢献できているのか? 社会と科学技術が共に進化できる共進化関係の再生に必要な発想を、最新の事実と歴史的視点を交えて解明する本格的科学論。

内容説明

未来に希望を託せるか?「技術立国」の基盤を築き直す!科学技術の最前線の課題を熟知した研究者による警告の書。

目次

第1章 地球が悲鳴を上げている―地球規模で表面化する限界(地球は何人まで養えるのか;中国の台頭が引き金になるか ほか)
第2章 生活面・産業面での限界の予兆(豊かさに倦み始めた日本社会―生活で見た限界の予兆;産業に見る限界の兆候)
第3章 科学技術への不信、不安(科学技術への漠然とした不安;最近も続出する事故や不正 ほか)
第4章 変化する科学技術と社会の関係(科学技術は日本の発明;行動する社会 ほか)
第5章 科学技術文明再生のために(市民は今のままでいいのか;安全・安心社会は実現できるのか ほか)

著者等紹介

鳥井弘之[トリイヒロユキ]
東京工業大学原子炉工学研究所教授。1942年生まれ。東京大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。日本経済新聞社入社。科学技術部、産業部記者、論説委員などを経て、2002年より現職。原子力委員会専門委員、産業技術審議会委員、学術審議会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

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8-37赤136 `92リオの国連「環境開発会議」(地球サミット)の標語・「サステナブル・ディベロプメント」・・「もはや今のような文明を発展させれば、地球システムの限界を超えてしまう」「現代文明はすでに地球の限界を超えている」という認識。人類はこれから科学技術を使って、どんな文明を目指すのか。科学技術文明再生のために何が必要か。社会と科学技術がともに進化するには…。科学技術の最前線の課題を熟知した研究者による警告の書。★`70年代初頭から黄河は海に達していない・異常だが・地球様は別に、平気ですヨ。2007/04/16

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