出版社内容情報
僕の志は知る人ぞ知る──
近衛文麿=「弱い人間」は真実か。敢然と毒をあおぎ巣鴨行きを拒絶した高貴の血。近衛が命を捨てて守ったものとは何だったのか。戦後60年を経て、歴史の重い蓋がいま開き始める。一挙書き下ろし770枚!
【目次】
第1章 茶色の小瓶
第2章 文麿誕生と明治の開明
第3章 鬱勃たる青春
第4章 西欧列強と大正外交の渦
第5章 昭和動乱――ナショナリズムの勃興――
第6章 日華和平の困難――第一次近衛内閣へ――
第7章 東亜の混迷と三国同盟――第一次から第二次近衛内閣――
第8章 日米交渉破綻――第二次から第三次近衛内閣――
第9章 東條英機と木戸幸一
第10章 情報天皇に達せず
第11章 決死の上奏文
第12章 ハーバート・ノーマンと都留重人
終章 貴種の終戦
近衛家関連家系図
木戸家関連家系図
あとがき
参考文献
内容説明
新発見の外交文書などを通して、葬り去られた昭和史の棺の重い蓋が、いま開かれる。一挙書き下ろし770枚。敢然と毒をあおぎ「米国の法廷」で裁かれることを拒絶した華族筆頭の矜持。「弱い人」が命を捨てて守ったものとは…僕の志は知る人ぞ知る。
目次
茶色の小瓶
文麿誕生と明治の開明
鬱勃たる青春
西欧列強と大正外交の渦
昭和動乱―ナショナリズムの勃興
日華和平の困難―第一次近衛内閣へ
東亜の混迷と三国同盟―第一次から第二次近衛内閣
日米交渉破綻―第二次から第三次近衛内閣
東條英機と木戸幸一
情報天皇に達せず
決死の上奏文
ハーバート・ノーマンと都留重人
貴種の終戦
著者等紹介
工藤美代子[クドウミヨコ]
1950年東京生まれ。チェコスロバキアのカレル大学に留学後、カナダのコロンビア・カレッジを卒業。93年帰国。『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
すみす
mazda
猫草
ささ