内容説明
監督の操り人形ではない、選手個々の強靭な精神力が噛み合わさった堅牢なチームはどうやって出来上がったのか。
目次
第1章 ワールドカップバレー2003
第2章 求心力―吉原知子
第3章 大輪開花―10代トリオ
第4章 地殻変動―シドニー・リベンジの4人
第5章 バックアップ―屋台骨を支える6人
第6章 知将―柳本晶一
著者等紹介
吉井妙子[ヨシイタエコ]
スポーツジャーナリスト。宮城県生まれ。新聞社に13年間勤務後、91年からフリーとして独立。『帰らざる季節―中島悟F1五年目の真実』(文芸春秋)で91年度ミズノスポーツライター賞受賞
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感想・レビュー
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kera1019
5
吉井さんの全日本女子バレー関係の本はどれをとっても各選手に対するリスペクトを感じますが、本書はそれだけにとどまらず、シドニーを逃して再生するまでの話の中でメディアやファン、協会の方針などといった全日本を取り巻く環境や監督、選手が全日本を再生させる過程が俯瞰で書かれてあるので、より選手の想いの深さが伝わってきます。アテネを目指し、メダルを取るという日の丸戦士の執念が細胞の一つ一つにまで沁み渡って寝食を忘れ真摯にバレーに向き合う選手に感動します。その姿を描く吉井さんの筆致には選手に対する愛情を感じました。2014/08/31
kid saitama
1
ちょっと応援してたんで
樽
0
努力する人を容易に見つけられるので、スポーツノンフィクションは好きだ。努力する人は好きだ。2016/01/24