指導力―時代が求めるリーダーの条件

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164478
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

北朝鮮問題、経済危機、構造改革日本は、時代の難問を乗り越える、すぐれた指導者を果たして生み出すことができるか。当代一流の政治学者とジャーナリストが歴史の教訓を踏まえ、指導者の条件を浮き彫りにする。

内容説明

かつてマックス・ヴェーバーが政治家の重要な資質として説いた、情熱、責任感、判断力。そして、先行きの見えない現在こそ求められる「歴史を見る目」。いまの日本に、これらの要素を満たす政治家は果たしているだろうか。明治から現代に至るまでの日本のリーダー像を踏まえて浮き彫りにする、優れた指導者の条件。

目次

序章 近代日本に見るリーダーの資質
1 指導力の条件―政治は競争である
2 歴史の教訓―傑出した指導力の源泉
3 指導力は育てられるか
4 政治とメディア
5 豊かな日本は優れた指導者を生み出せるか
終章 宰相論

著者等紹介

北岡伸一[キタオカシンイチ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1948年、奈良県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。立教大学専任講師、同助教授、教授を経て、1997年から現職。1981年から1983年、プリンストン大学客員研究員。専攻は日本政治外交史。総理大臣対外関係タスクフォース委員などを務める。著書に『清沢洌』(サントリー学芸賞受賞)『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞。以上、中央公論社)『自民党 政権党の38年』(吉野作造賞受賞、読売新聞社)などがある

田勢康弘[タセヤスヒロ]
日本経済新聞社コラムニスト。1944年、中国黒龍江省生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業後、日本経済新聞社入社。政治部記者、ワシントン駐在記者、ワシントン支局長、政治部次長、編集委員、論説副主幹を経て、現職。1996年から1年間、ハーバード大学国際問題研究所フェロー。早稲田大学、東京大学講師。1996年度日本記者クラブ賞受賞
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