遙かなるホテルへ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164355
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

観光ではなく「このホテルに泊まる」ことを目的に世界を旅する著者が、ホテルライフを楽しみながらそこで出会った人々との心温まる出来事を綴る珠玉のエッセイ集第2弾。自らが撮影したカラー写真も多数掲載。

内容説明

怪しげな御者、話好きの総支配人、抜け目のないコンシェルジュ、謎のゲスト…。建築にこだわって世界を旅する著者がホテルと人とのふれあいを綴る好エッセイ。

目次

会いたかった人―ホテル王の宮殿ホテル(バルセロナ)
山羊の顔をした魚―シェフがオーナーのオーベルジュ(レマン湖畔)
魔法のおまじない―カンボジア・コロニアル・リゾートホテル(シェムレアプ)
クマとアヒルの物語―大御所建築家デザインホテル(シンガポール)
バトラーに会いたい―バトラー・サービス付超高級バンガロー(ハワイ島)
夜明けの侵入者―17世紀末宰相の元バロック様式邸宅(ウィーン)
ピーター船長の隠し味―19世紀末リゾートホテル(マデイラ島)
ポケットの中の気持ち―モロッコの元ハレム(フェズ)
黒い夜―デザインホテル・チェーン(ホノルル)
お城に住む人びと―プライベート・シャトー(ブルターニュ地方)〔ほか〕

著者等紹介

稲葉なおと[イナバナオト]
1959年生まれ。東京工業大学建築学科卒。一級建築士。1995年、マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード受賞。2001年、長編旅行記『遠い宮殿―幻のホテルへ』(新潮社)でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きあら

20
建築家であり紀行作家でもある稲葉さんの、ホテル滞在を描いたエッセイ。海外のホテルは豪華なので、ホテルの滞在自体を楽しめたのを思い出しながら読んだ。どれも短く、きれいな写真もあってサクサク読める、けど、作者の思考には"ん?"と思わされる部分も多かった。2023/06/22

noko

3
稲葉さんの本は写真も美しく、読んでいると旅に出かけたくなる。クメール語まで知っているなんて流石。現地の言葉を話すと確かに仲良くなれる。挨拶とありがとう位は私も覚えて行きます。今度カンボジアに行ったらオッテンテー使わなくちゃ。私も泊まった事のあるローンパインホテルも登場して嬉しかった。あのホテルはビーチがあるだけで特別な施設はない。私は泊まった時、よく寝、起きたら庭でお茶を飲みながら本を読んで過ごした。心からゆったり出来るホテルだ。また旅に出たい。2014/04/09

はるとん

0
寝る前にさらっと読める。2013/04/10

kei

0
☆☆☆☆2013/01/26

はるとん

0
なぜか定期的に読みたくなる。 もう何回読んだんだろう…。2019/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1290365
  • ご注意事項