出版社内容情報
外資の積極的誘致、アメリカのマスコミとの戦い、対マレーシア関係の浮き沈み、日本からの教訓――――独立から2000年まで、数々の難題を克服してきた指導者の感動的自伝。
内容説明
外資の積極的誘致、アメリカのマスコミとの戦い、対マレーシア関係の浮き沈み、日本からの教訓―独立から2000年まで、数々の難題を克服してきた指導者の感動的自伝。
目次
第1部 国の基礎を固める(独立独歩;ゼロからの軍隊創設;英軍撤退;後背地なき生存 ほか)
第2部 生存空間を求めて(対マレーシア関係の浮き沈み;インドネシア―敵から友へ;タイ、フィリピン、ブルネイとの関係を構築;ベトナム、ミャンマー、カンボジア―現代世界の一員として ほか)
第3部 かえりみて(バトンタッチ;私の家族;エピローグ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなた
6
マレー半島の先端でしかないシンガポールは資源も人口も国土もない後進国だった。何もない国で残されたのは税制と教育だった。高福祉ではなく超実力主義なのがシンガポール。リアリスト。2023/10/21
かなた
5
金融によって世界に競争力を持っていく。シンガポールでは英語、中国語、マレー語、タミール語が公用語。実力主義は確かに競争力が高まるだろう。一度はシンガポール行ってみたい!2020/07/31
読書実践家
3
政治家の資質とシンガポールの来歴について深く学べる一冊。2021/03/17
さりー
1
図書館本。 やっと下巻を読み終わった! 2000年に出版された本であっても今尚必読の書であると思う。マレーと華人の確執は今もあると聞く。 人口も国土も少ないから出来るのだろうなと言う政策もあるが、日本も何か真似出来る所はあるはず。 次は上巻を借りよう。 購入したいが、Amazonでの値段が元の15倍程になっているので再販お願いします…。2021/10/21
トッシー7
1
日本の歴代総理大臣の話など勉強になった。2020/09/13