出版社内容情報
長嶋茂雄、川上哲治、星野仙一・・・・・・。プロ野球の世界で輝くスター監督たちの、人知れぬ苦悩や悦びを綿密な取材で描いた好読み物。日経新聞夕刊で好評連載の「監督たちの戦い」の単行本化、第二弾。
内容説明
長嶋、仰木、星野の現役組、V9の川上、最多勝の鶴岡など、7人の監督たちの人間像と哀歓を活写。
目次
1 長嶋茂雄―“ミスター監督”への道けわし
2 仰木彬―魔術を嫌う「魔術師」の後継者
3 星野仙一―クールなケンカ野球
4 大沢啓二―現場とフロントを往復して
5 川上哲治―重かった常勝の十字架
6 藤田元司―セーブのつかない救援監督
7 鶴岡一人―最多勝は球史のかなたへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koishikawa85
4
これもまた面白い。同じ話が相手の監督のパートでもう一度出てくるのも悪くない。2023/01/09
まさあき
3
意外と面白かった。V9を成し遂げた川上哲治氏が『孫子』や『菜根譚』を読み、監督業に生かしていたのは発見だった。すごい、すごいと伝え聞いた選手の認識が少し変わったのも収穫。2014/04/30
ゆこ
2
流し読み。題名とはうらはら、監督批判の本なのか?何を伝えたかったのか、著者の意図が汲み取れなかった。。人間学とうたっているけど、過去の有名監督の批判もしくは成績を並べたようにしか思えない本で、ちっとも面白くなかった。何より、この本に登場する選手のことをよく知らないと内容がさっぱりわからない(^。^;)私は長嶋ジャイアンツが好きだったので、そのあたりが批判的表現でどうもひっかかった。。2013/02/23
ジャッキー
2
プロ野球の監督ほど過酷な商売はない。長島、川上、藤田などの巨人軍の監督はフロントがバックアップして、やりやすい環境にも関わらず、勝つことが義務づけられ、苦悩の毎日が続いたのがわかる。星野、大沢なども大変な重荷を背負って試合に挑んでいたのが書かれている。プロ野球は解説者が一番気楽な商売のようだ。2011/12/28
あーさー
1
「監督たちの戦い」の続編。浜田昭八さんの文章が非常に“しっくりくる”こともあり、どちらも何度も読み返しています。2022/03/20