出版社内容情報
ついに決まったISO9000の2000年版。本書は、現場担当者から経営者までを対象に、導入の注意点やメリットなどを豊富な図解で丁寧に解説。各項目で改訂のポイントに触れ、1994年版取得企業も役立つ。
詳しい目次
プロローグ----ISO9001とは
第1部 ISO9001:2000を導入するために
第1章 経営者こそISO
経営者は、何を“得るために”ISO認証取得活動を始めるのか? 今、なぜISOなのか? 現場で聞いた経営者の狙いを紹介
◆外圧をどう捉えるか
◆経営者として何を残すか
第2章 ISO取得の効果 ~コンサルティングケースより~
ISO認証取得活動でどんなメリットがでるのか? コンサルティングの現場で聞き、感じた4つのメリットを紹介
◆コストダウン
◆モチベーション
◆マネジメント強化
◆プロモーション
第3章 2000年版による経営者メリット
ISO9001:2000が経営者にとっていかに有用なツールか、経営者がメリットを感じる主要な項目を紹介
◆経営者のための規格
◆方針展開
◆顧客満足へのアプローチ
◆成長のための継続的改善
◆マネジメントシステムの基礎作り
第4章 ISOへの取り組み
実際にISOへ取り組むための準備、心構え、体制、文書化について、コンサルティング活動での経験をもとに紹介
◆準備(費用、スケジュール)
◆前向きな姿勢
◆担当者は誰か
◆現状把握が重要
◆何のための文書化か
第2部 ISO9001:2000の要求事項
第1章 適用範囲の決定
要求事項を現場に展開する前に決めておくべき、品質 マネジメントシステムの合理的な適用範囲とは
◆適用範囲とは
◆適用からの除外
第2章 システム構築の際の基本的な概念
ISO9001:2000が示すシステム構築にあたっての原則的な概念、中でもその構築手法であるプロセスアプローチの注意点
◆押さえておきたい8原則
◆プロセスアプローチ
第3章 QMSの全体像
ISO9001:2000の要求事項に組み込まれた2つのPDCAとは
◆第4章~第8章の要求事項
◆2つのPDCA
※第4章~第8章の見方“わかる”と“できる”
第4章 品質マネジメントシステム
◆QMSの作り方 ~プロセスアプローチ~
◆QMSの作り方 ~文書による構築~
◆文書化システムの維持・管理
第5章 経営者の責任
◆経営者の基本的な考え方を示す
◆方針展開
◆管理のために準備すること
◆経営者が見直し、次の動きを指示
第6章 資源の運用管理
◆経営資源の準備 ~重要な“人”という資源~
◆インフラの整備と働きやすさ
第7章 製品実現
◆製品やサービスを生み出すための基本的な計画
◆顧客にどこまで提供できるか
◆条件を明確にして実施計画を立てる
◆十分な評価で信頼性の高いものを
◆供給者に応じた評価と管理
◆製造及びサービス提供の条件づくり
◆製造及びサービス提供の付帯条件
◆正確な機器による妥当な監視・測定
第8章 測定、分析及び改善
◆監視、測定、分析に関する総論
◆システムとプロセスの監視、測定
◆製品の監視、測定と問題製品の処置
◆情報を分析して継続的改善につなぐ
COLUMN ISOって何?
COLUMN がんばろう! 中間管理職
COLUMN “監視的チェック”のススメ
資料 審査登録機関一覧
内容説明
2000年12月20日制定JISQ9001完全準拠。経営者にも、現場担当者にもわかりやすいISO9001テキストの決定版。
目次
第1部 ISO9001:2000を導入するために(経営者こそISO;ISO取得の効果;2000年版による経営者メリット;ISOへの取り組み)
第2部 ISO9001:2000の要求事項(適用範囲の決定;システム構築の際の基本的な概念;QMSの全体像;品質マネジメントシステム ほか)
著者等紹介
宮崎耕史[ミヤザキコウジ]
1968年生まれ。92年京都大学工学部機械工学科卒業。94年京都大学大学院工学研究科修了。同年、三和総合研究所入社。IS09001、14001認証取得支援、および経営戦略、マーケティング、事業開発支援など、多岐にわたるコンサルティング活動に従事。現在、三和総合研究所シニアコンサルタント。IRCA(A015224)主任審査員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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