出版社内容情報
政治、行政、経済…構造改革を進めれば、最後は国の最高法規、憲法につきあたる。「護憲・改憲」の九条問題に拘泥せず、立法改革――明文改憲という道筋を提示。現実の変化を見据えた「憲法改革」を政治記者が提案!
目 次
第1章 憲法改革のすすめ
1 「憲法改革」5つのポイント
2 過去からではなく、未来からの視点で
3 政治問題としての憲法
4 現実は政界より柔軟
5 改革の新たなテーマ
第2章 経済活動の自由を確立する
1 一律横並び型の日本型福祉国家
2 二重の基準論
3 「省庁あって内閣なし」の官主導からの脱却を
4 規制改革基本法を提案する
5 急がれる司法制度改革
第3章 政治主導を確立する
1 なぜ国会は二院制になったか
2 参院改革論
3 強すぎる第二院
4 参院が官をチェックする政の機関に
5 首相の権限と政党の役割を明確に
6 最大の課題は政治家の質を上げること
第4章 地方分権を確立する
1 新設された第八章「地方自治」
2 地方自治もグローバル・スタンダードへ
3 国の役割を限定する
4 地方に課税自主権
5 道州制と住民投票
第5章 改憲・護憲の九条問題を乗りこえる
1 戦力不保持と戦争の放棄----九条の誕生
2 解釈変更の歴史
3 「知られざる最強力官庁」内閣法制局
4 解釈をめぐる学説の変容
5 明文改憲か解釈改憲か、それとも第三の道か
第6章 国のかたちを考える
1 象徴天皇制の過去・現在・未来
2 どういう時代を生きているのか
3 グローバリズムとローカリズム
4 社会保障に国はどこまでかかわるか
終 章 なぜいま憲法改革なのか
あとがき
憲法改革を考えるための参考文献
内容説明
さらば、総もたれあい国家。経済活動の規制、安保、国会、象徴天皇制…官主導・中央集権からのギアチェンジのために。改憲・護憲のしがらみをこえ、立法改革一明文改憲の道筋を第一線政治記者が提言。
目次
第1章 憲法改革のすすめ
第2章 経済活動の自由を確立する
第3章 政治主導を確立する
第4章 地方分権を確立する
第5章 改憲・護憲の九条問題を乗りこえる
第6章 国のかたちを考える
終章 なぜいま憲法改革なのか