日常生活を経済学する

日常生活を経済学する

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532147907
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

身近な話題を例に、経済学の深さと面白さを教えてくれる啓蒙書。経済理論の基礎だけでなく、民主政治、戦争、愛、善悪など、幅広い社会的テーマについても「反常識的」に説明。経済学食わず嫌いの方の必読書。


目 次  
   
序 文
まえがき
第1部 快楽と利潤の経済学
  渋滞の憂鬱と合理的な人たち/言葉より行動がものを言う
   
第2部 価格=価値=費用---単純経済の解明
  理論的考察---選択の幾何学/無人島の脱出にどんな代償を払うか/非現実的な仮定---単一投入の世界/時代錯誤の貿易論---あのニューヨーク・タイムズ的頑固さ/統合---単純経済の価格論/全体像
   
第3部 現実世界の探求
  社長、労働者、その他の複雑な要因/俗流独占論と利潤/難しい諸問題---ゲームの理論、戦略的行動、寡占/時間について/機会について/誰がどれだけの所得を、なぜ手に入れるのか
   
第4部 道徳哲学の代行---裁判官としての経済学者
  人びとを合計する/効率とはなにか/すべてをダメにする法/市場の失敗
   
第5部 さまざまな応用---従来型と新型の応用例
  法律とソーセージ---政治市場/合理的犯罪者と故意の事故---法と法律違反の経済学/愛情と結婚の経済学
   
結 語
訳者あとがき

内容説明

身近なテーマで経済学の深さと面白さを教えてくれる。経済理論の基礎だけでなく、民主政治、犯罪、結婚、善悪など、幅広い社会的テーマについても「反常識的」に解説。

目次

第1部 快楽と利潤の経済学
第2部 価格=価値=費用―単純経済の解明
第3部 現実世界の探求
第4部 道徳哲学の代行―裁判官としての経済学者
第5部 さまざまな応用―従来型と新型の応用例

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuichiro Komiya

1
人がどう選択し、どう行動するかを経済学から解析、説明している。著者は、我々の周りにみられる物事のあり方は本来の姿ではなく、一定の制約条件に合理的個人が適応した結果だという。そして、制約条件が変化すれば、物事のあり方も変化すると。従って、制約条件の変化が読み解ければ、人が社会が、どのように行動し変化していくかを予想できることになる。出てくる例も面白い。”ほとんどの人はダイヤがなくとも生きていけるのに、その価値が命に欠かせない水よりもはるかに高いのはなぜだろうか?”

うえ

1
「進化論を考え出した人たちは,一部分ではあるが,彼らの研究の基礎を古典派経済学者の考え方においている」「リカードが正式な教育を受けなかったにもかかわらず,非常に優れた数学的直観力を具えていた」「全世界の経済理論家たちはリカードの方法に追随したが,そのなかでも最も有名なのはマルクスで,彼はリカードの着想を完全には理解しないままで利用しようとして,重大な困難に陥った」「人が保険をかけるときには,不確実性を減ずるために不公平な賭け,すなわち平均して損をする賭けに応じたことになる」2014/08/03

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