内容説明
米国流「開放度」の実態。8000品目を超える関税対象、最高458%の関税率、3000品目に及ぶ輸入割当。自由貿易の「守護神」の裏側を告発。
目次
序章 アメリカ貿易は公正か
第2章 国境線に敷かれた「地雷」
第3章 アメリカを外国製のブラジャーから保護すること
第4章 アメリカ経済を蝕む数量割当
第5章 ダンピングをめぐる官僚的戦争
第6章 海外の補助金という妖怪
第7章 保護のための無意味な撃ち合い
第8章 「砲艦経済学」の失敗
第9章 議会における公正貿易
第10章 公正貿易の道義性