出版社内容情報
社外取締役とは、いったいどのような知識、素養を身につけていなければならないのか。
グローバル化する企業の「戦い」の中で適切な判断を下すための「兵法」とは何か。
実務経験の豊富な著者がていねいに解説する。
法律上の役割・義務といった知識に加え、
「いかに会社の経営に外部の視点を取り入れ、サステナブルな組織をつくるか」という観点から、
必要な考え方とノウハウが身につけられるのが特徴だ。
「次代のマネジメント層を育てるには」
「不正の起こりづらい企業風土を構築するには」
「かけもちはどこまで許されるのか」
「どのような戦略的な素養が必要なのか」といった、
具体的な実務のポイントを押さえていく。
米国で弁護士として活躍し、日本の複数企業で社外取締役を務めている著者が、
その知識・ノウハウを明らかにしたもの。
これが新しいの時代のスタンダードだ!
内容説明
会社法改正で設置が本格化!迎える企業側も必読!「経営のプロ」への本格テキスト!社外取締役、そして経営者として活躍する著者による決定版。
目次
いま、なぜ「兵法」なのか?
企業統治改革は日本の国家戦略
取締役会改革の現状と方向性
社外取締役の役割と責務
企業文化の熟慮と善用
経営戦略の立案、実行性と実効性の確保
人財マネジメントと後継者計画(サクセッションプラン)
デジタルイノベーション、その機会と脅威
コーポレートファイナンス(効率的かつ効果的な資本の活用)
内部統制とリスク(選択の芸術と科学)
実効的なステークホルダーとの対話(エンゲージメント)
社外取締役の「ノブレス・オブリージュ」
著者等紹介
レイク,2,チャールズ・D.[レイク,2,チャールズD.] [Lake,2,Charles D.]
1962年、米国サウス・カロライナ州生まれ。3歳から15歳まで東京に在住、小中学校まで日本の義務教育を受ける。1990年、ジョージ・ワシントン大学法科大学院にて法学博士号(J.D.)取得、米国大統領府・通商代表部(USTR)へ入府。日本部長・次席付特別顧問などを歴任後、ワシントンの法律事務所にて弁護士として勤務。1999年アフラック入社、2003年以降、日本における代表者・社長、同・副会長、同・会長を歴任。2018年4月2日、アフラック生命保険株式会社の発足に伴い、同社代表取締役会長に就任(現職)。現在、東京エレクトロン株式会社社外取締役、日本郵政株式会社社外取締役を務める。2006年から2016年までは東京証券取引所、日本取引所グループ社外取締役を務めた。他に、米日経済協議会理事(2011年11月~2013年11月会長・日米財界人会議米側議長)、公益社団法人経済同友会幹事、公正取引委員会「独占禁止懇話会」会員等を兼務する。2018年春の叙勲において、日本の保険・金融業界の発展および日本と米国間の経済関係の強化・友好親善に対する寄与を認められ、旭日中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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