金融グローバル化のリスク―市場の不安定性にどう対処すべきか

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金融グローバル化のリスク―市場の不安定性にどう対処すべきか

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532134792
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3033

出版社内容情報

米欧アジアの金融危機を分析し、金融グローバル化の功罪を明らかに。資料を丹念に読み解き、危機の発生と収束の真因と影響に迫る。マネーの流れに潜む危機の予兆
国際金融市場のアキレス腱に迫る!

◆アジア通貨危機、世界金融危機、欧州債務危機を題材に、国際金融危機に至る実体経済と政府・金融当局の動きを、膨大な記録から丹念に読み解き、発生の原因と実相を分析。国際的資本フローの不安定性への実効性のある対応策を検討する。

◆著者は大蔵省(現財務省)やIMFにおいて国際金融の経験を積んだのち、研究者に転じた。本書はIMFや各国金融当局の一次資料に基づいた分析の成果であり、国際金融危機研究の定番書となるであろう。

<本書の構成>
第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク――金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない
第2章 アジア通貨危機――資本取引自由化はリスクを伴う
第3章 世界金融危機――金融の不安定性からは先進国も無縁ではない
第4章 欧州債務危機――現代の危機は伝染こそ問題
第5章 金融グローバル化の推進役――これまで誰が推進してきたのか
第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策――非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性
終章 金融セクターの使命
参考資料

序 章 本書の狙いと概要

第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク
‾金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない‾

第2章 アジア通貨危機
‾資本取引自由化はリスクを伴う‾

第3章 世界金融危機
‾金融の不安定性からは先進国も無縁ではない‾

第4章 欧州債務危機
‾現代の危機は伝染こそ問題‾

第5章 金融グローバル化の推進役
‾これまで誰が推進してきたのか‾

第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策
‾非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性‾

終 章 金融セクターの使命

荒巻 健二[アラマキケンジ]
著・文・その他

内容説明

マネーの流れに潜む危機の予兆国際金融市場のアキレス腱に迫る!国際金融危機に至る実体経済と政府・金融当局の動きを、膨大な記録から丹念に読み解き、発生の原因と実相を分析。国際的資本フローの不安定性への実効性ある対応策を検討する。

目次

序章 本書の狙いと概要
第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク―金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない
第2章 アジア通貨危機―資本取引自由化はリスクを伴う
第3章 世界金融危機―金融の不安定性からは先進国も無縁ではない
第4章 欧州債務危機―現代の危機は伝染こそ問題
第5章 金融グローバル化の推進役―これまで誰が推進してきたのか
第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策―非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性
終章 金融セクターの使命

著者等紹介

荒巻健二[アラマキケンジ]
1952年東京生まれ。1974年一橋大学社会学部、76年同法学部卒業、1980年オックスフォード大学大学院経済学修士、2001年京都大学博士(経済学)。1976年大蔵省入省、主税局国際租税課、IMF財政局エコノミスト、国際金融局開発金融課長、長崎大学教授などを経て、2004年東京大学教授。2014~15年ロンドン大学客員教授。2017年東京大学名誉教授、東京女子大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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