内容説明
リーマン・ショックをきっかけとした世界金融危機、ユーロを導入した欧州でのギリシャ財政問題、円高と日本のデフレなど、国際金融の動向が日本経済に与える影響は大きい。第一人者が国際金融の仕組みから経済政策までのエッセンスを丁寧に解説。
目次
第1章 金融・国民経済計算の基礎知識
第2章 金融政策
第3章 国際収支と資本移動
第4章 為替レート決定の諸理論
第5章 開放経済の相互依存関係
第6章 国際通貨体制
著者等紹介
深尾光洋[フカオミツヒロ]
1951年生まれ。74年京都大学工学部卒業、日本銀行入行。81年ミシガン大学経済学部博士課程修了、Ph.D.取得。日本銀行金融研究所、経済企画庁調査局、OECD経済統計総局エコノミスト等を経て97年より慶應義塾大学商学部教授(現職)。この間、日本経済研究センター金融班主査、同理事長、同研究顧問、金融審議会専門委員、政策金融改革ワーキングチーム、地球温暖化問題に関する懇談会中期目標検討委員会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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